マスクを被って素顔を晒さずに活動しているアーティストは意外と多い。その代表が、Daft Punk、Marshmello、Deadmau5 ではないだろうか。マスクを未だに外さず、その正体を見せずに貫き通しているアーティストがいる一方で、DJ をする時だけマスクをするアーティストもいる。そんなマスクを被っているアーティストをまとめてみた。
 

Daft Punk(ダフト・パンク)

マスク言えば、真っ先に思いつくのがこのデュオ、Daft Punk ではないだろうか。フランス出身の二人組、Guy-Manuel de Homem-Christo(ギ・マニュエル・ド・オメン・クリスト)と Thomas Bangalter(トーマ・バンガルテル)。名前と出身地以外、本当の正体は明らかになっていない。ネット上では様々な写真を見つけることができるが、それが本物かどうかの証拠はない。さらに Daft Punk はインタビューに答えることも稀であるため、未だにミステリアスな存在だ。

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Marshmello(マシュメロ)

そしてダンスミュージック界で現在最も人気のあるマスク DJ と言えば Marshmelloではないだろうか。お菓子のマシュマロの被り物をし、まるで「ガチャピン・チャレンジ」の様に、音楽活動以外にも様々な場所に登場している。米国版 SASUKE に出演し華麗なステップを披露したり、FORTNITE内で行われたヴァーチャルライブに主演したりと音楽以外でも大忙しの様子だ。そんな Marshmello は、ファンたちの間では Dotcom(ドットコム)ではないかとのもっぱらの噂ではあるが、未だその正体は明らかにされていない。

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Deadmau5(デッドマウス)

光るネズミの被り物で有名なカナダ人プロデューサー/DJ、Deadmau5 こと Joel Zimmerman(ジョエル・ジマーマン)。Deadmau5 は DJ をする際には被り物をしているが、稀に DJ 途中に脱ぐこともあり、割と自由なスタイルを貫いている唯一のマスク DJ だ。DJ 以外では被り物は外しており、Instagram などでも堂々と顔出ししている。

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Pink Panda(ピンク・パンダ)

「ロンドン出身のデュオである」ということ以外全く情報がないアーティスト、Pink Panda(ピンク・パンダ)。彼らはピンクの装飾が施されたパンダの被り物をしているが、DJ をする際も Instagram でも全てパンダの被り物をしている。また二人とも同じパンダのように見えるが、絶妙にデザインが違う。現在人気急上昇中であるこの二人は、Duft Punk や Marshmello のように正体を隠し続けるのか、はたまた Deadmau5 の様に正体を明らかにするのか、今後の動向に要注目。

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Barely Alive 

Dubstep 好きの方はご存知、四角い光るテレビを被った Barely Alive(ベアリー・アライブ)。四角い電子レンジにも見えなくはない……のはさて置き、Barely Alive は以前から徐々に顔出しをはじめ、今では正体が明らかになっている。DJ をする際は必ず被り物をしているが、Instagram などでは素顔を堂々と晒している。

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Still Young(スティル・ヤング)

そして昨年3月に大阪にて世界初ギグを行った Still Young(スティル・ヤング)。「カナダ人デュオ」ということ以外全く情報がなく、公演時にも光るマスクを被っていた。その後も Still Young はポルトガルやウルトラマイアミなどで公演を行っているが、その際もマスクを着用していたため依然正体が明らかになっていないミステリアスなデュオである。

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他にも沢山のアーティストがマスクや被り物をしており、その理由は様々だろうが、メディアに出ている以上、素顔を隠し続けるのは非常に大変なことだろう。正体を隠そうとするアーティストの心理としては、素顔を晒すことでメディアに追われたり、有名人だからこそできないことが増えてしまうのを危惧しているのかもしれないが、ファン側としては「好きな DJ の本当の姿を知りたい!」と言うのが本音であることは間違いない。