iFLYER読者・ユーザーのみなさん、あけましておめでとうございます!
2016年が幕開けされたところで、早速2015年にヒットし、2016年に是非とも注目してほしいアーティストやニューカマーを厳選し、紹介します。
今年は、このアーティストたちの更なる躍進と期待が高まるところ。iFLYERでも今後取り上げていくので、2016年もよろしくお願いします!

Mad Decentと契約し、「Street」がSkrillexのUltraセットでプレミアされたニューカマーNGHTMRE



NGHTMREは、ノースカロライナ出身、ビジネス学位で大学を卒業。その後、ロスに拠点を置くようになり、MAD DECENTと契約、EDC Las Vegas、TomorrowWorld、Lollapaloozaに出演権をゲット、アメリカに広いファンベースを構築。まだ海外での知名度はインターナショナルなDJに比べると低いが、2015年のEDC Las Vegasではツイッターが炎上するほど観客を惹き付けた。
彼の注目してほしいところは、自分の「音」を創り出すこと。彼は、自分の音を新しくレパートリーをつくるからこそ、ユニークなNGHTMREサウンドをつくる。以下のインタビュー動画でフライパンや鍋を叩く音から構成される曲は、映画We Are Your Friendsのワンシーンを思わせる。
今年は、EDC出演から1年もたたず、ヘッドラインツアーと大物DJとのコラボレーションが決定している。Dillon Francisとのコラボや彼のリミックスは取り上げているのでチェック!(「NGHTMREは、コラボの発表に引き続きSkrillexとZhuの楽曲をリミックス!」と「Dillon FrancisついにAlessoとNGHTMREとの各コラボをIDGAFOSイベントでファンに公開!」)
 
 

HARDフェスに出演し、Deadmau5ともツアーに同行したREZZ



REZZは、2013年11月からsoundcloud上で音楽を配信しているが、EPリリースとDeadmau5ツアー同行によりHARDフェスでGessaffelsteinやExcisionと同等のセットタイムでステージをもりあげた。また去年は、MijaとSkrillexとともにプレイをし、hamsaのようなマークがアイコンとなった。レイザービームのような鋭いテクノサウンドを導きだすREZZに注目だ。
 

Electrox 2016出演も決定しているKSHMR



KSHMR名義で活動前は、舞台裏の名プロデューサーとして活動。多くのヒットアンセムの裏で活躍していた。しかしTiestoとの「Secrets」で表舞台にでる。インド系アメリカ人という背景を持つ彼のエスニックヴァイブを注入したプログレシッヴハウス曲は2016年も注目。彼のヒット曲集は、こちらでチェック。(「ELECTROX 2016を楽しむために注目アーティストをピックアップし、期待できるB2B楽曲も紹介!」)

オーストラリア発のハイブリッドアクトRufus Du Sol



彼らは、Odeszaのオープニングアクトも担当したメロディックなハウスとシネマのような仕上がりをブレンドさせるハイブリッドアクトRufus Du Sol。セカンドアルバム『Bloom』は今月22日に発売予定。またiFLYERでも取り上げたTriple Jの投票ビデオ(「まるで映画予告の仕上がり!DiploやFlumeなど58組の豪華出演のTriple J 投票ビデオ公開」にて、Rufus Du Solの「You Were Right」が投票曲になっているので、気に入ったら是非投票をしてみては?
 
 

600万回再生を誇る「How Hard I Try」生みの親Filous



まだ若干18歳のFilousは、今後のエレクトロニックミュージック界を牽引していくだろう若き期待の高いプロデューサー。The Glotch MobやPorter Robinsonをリミックスすれば、弦楽器のストリングをモチーフにしたチルアウトのようなFilousスタイルへと変身させる。Youtubeの動画を駆使して楽器などをマスターし、RACやBig Dataともツアー同行。オーストリア発の彼には注目だ。彼のEPもチェックし、ドリーミーなFilousの音を聞いてみては?
 

LordeやTaylor Swiftからのラブコールの高いLouis the Child



Kaskadeと同じシカゴ出身のLouis The Child。Oh WonderやKaskade本人のオフィシャルリミックスも担当し、「It's Strange」で2015年を一世風靡。Taylor Swiftが自分のプレイリストに追加(「Taylor SwiftがハマっているEDMデュオとは誰?」)、Lordeはハマり歌詞をツイート。まだティーン世代の2人は今月から「It's Strange」ツアーを決行する。
 

ノルウェー発MATOMA



メロディックかつトロピカルハウスのマエストロとして表舞台ではKygoやRobin Schulzが注目されていたが、MATOMAもオリジナル曲「The Wave」やAkonをフィーチャーした「Stick Around」で注目を浴びた。HARD SummerやBillboard Hot 100 Fesなどアメリカの代表するフェスにもオファーをもらい、Jennifer LopezやEnrique Inglesiasなどの大物ポップスターにオフィシャルリミックスを担当してほしいとラブコールを受けるほど。以下のThe Notorious B.I.G.との楽曲はSpotifyにもピックアップされた。
 
 

KrewellaとZHUのマネージャーを惹き付けたGallant



フルネームがChirstopher Gallant、通称Gallantは、去年「weight in gold」で注目を浴び、リミックスもされた回数も2015年のトップ10に入るだろう。名門のニューヨーク大学(NYU)を卒業後にロスへ引っ越し、彼の作曲力はKrwellaとZHUのマネージャーJake Udellの目にとまった。そして「Open Up」や「Talking In Your Sleep」でファン層を広め、LAやロンドンの完全ソールドアウトのKygo公演のオープニングアクトにも選ばれた。今年間違いなく注目してほしい。
 

Jack Üリミックスで一気に注目を浴びたMarshmello



iFLYERでも取り上げたMarshmelloはミステリアスなDaft Punkのようなアイデンティティ不明の注目プロデューサー。SkrillexやJauzなどから支持をあびる。ポップのヒット曲のリミックス集からほぼ全メジャーなフェスからのオファー獲得と2016年も更に期待できる。一時期は、同じマネジメント所属からJauzではと噂がささやかれたが今では、Kayliox、SikdopeかDotcomのどれかがあのマスクの裏に存在するものではとの噂も立つ。ただ、何より注目してほしいのがMarshmelloが奏でるリミックスサウンド。(2015年ニュース:「人気急上昇中の「marshmello」がラス・ベガスのSurrender Night Clubのレジデントに大抜擢」「Jauz & Marshmelloの「I Need U (100%)」リミックス」「テキサス州のサウス・パドリ島で行われる橋の向こうに浮かぶパラダイスUMEフェスの第一弾ラインアップ発表」)
 
 

TchamiやBorgoreからサポートされてきたベースハウスムーヴメントのリーダーJauz



Jauzはここ数年ですでにベースを確立させたアーティストだが2016年にはベースハウスミュージックの顔として更に台頭をみせるだろう。「Rock the Party」や「Deeper Love」でメインステージセットをにぎわせた2015年から今年は更なるプロデュース力を見せつけてくれるだろう。
 

CRSSDやLightning in a Bottleに出演したBOB MOSES



2015年のニューカマーの代表ともいえるBOB MOSES。あのSnapchatが注目アーティストとしてもピックアップするほど彼らは、デビューアルバム『Days Gone By』で真なるアンダーグラウンドミュージックの表現を完璧に演出。彼らの今後のプロジェクトは2016年を盛り上げていくに違いない。
 

Omi「Cheerleader」リミックスで一目を浴びたドイツ発21歳Felix Jaehn



Soundcloud上で2年の間に1億プレイを記録したFelix Jaehnは、ワールド級のプロデューサーとして一目を浴びる。KygoやThomas Jackの曲から強く感じ取れるトロピカルハウスのようなサマーヴァイブが中心となる彼の音楽はチャートの首位を記録してきた。ユニバーサルとも契約した彼の今年の躍進が楽しみなところだ。
 

BBC Sound Of 2016に抜擢されたChannel Islands出身のMura Masa



15歳からトラップミュージックをつくってきたMura Masaは、17歳のころからSoundcloudに自分の音楽を投稿。彼のオリジナル曲「Lotus Eater」は、BBC Radio 1という権威あるラジオ局のパーソナリティーZane LoweやAnnie Macにピックアップされたのだ。そしてサセックス大学に通いながら、完全完売ライブショーを決行。イギリスで大ブレイクのMura Masaは2016年世界レベルでの注目を期待したい。
 

ボイラールームで史上最も若くプレイしたOshi



iFLYERのBoiler Room特集記事(「世界的ストリーミングメディアBOILER ROOM5周年を迎える」)でもピックアップしたOshi。まだ17歳の彼は、soundcloudフォロワー数が2015年だけで数百人かた75,000人へと跳ね上がる結果に。2016年も更に成長するだろう。
 
 

「Feels Like Home」がSpotify上200万回再生をほこる注目のThe Him



以前iFLYERでも「Feels Like Home」をおすすめリミックス・新曲集で紹介したThe Himは2016年も大注目!
 
 

SkrillexやRL Grime好きな人におすすめ!ワシントンD.C.生まれFAWKS



Burbankにある名門ICON Collective Recording Schoolを卒業したFAWKS。卒業生には、MakJやJauzがいる。
彼のジャンルの境目のないブレンド手法に2016年も期待だ!
 
 

Martin GarrixやHardwellからのアツいサポートを受けるオランダ発Pep & Rash



オランダ勢アーティストのファンなら名前を聞いたことあるだろうPep & Rash。彼らは、Sander Van Doornと「White Rabbit」、Shermanologyと「Sugar」などワールドクラスのDJたちと一緒に仕事をしてきた2015年。フェスアンセムを連発するであろうSpinnin Recordsのライジングスターとも言える2人に注目だ。
 

Justin Bieber「Purpose」のプロデュースに関わったSteve James



iFLYERでもJustin Bieberのプロデュース新曲「Renaissance」で取り上げたSteve Jamesはまだ若いながら、偉業を成し遂げていることから是非とも成長とともに2016年もオリジナル曲やEPが期待できるだろう。
 


まだまだ紹介しきれない注目アーティストは沢山いますが、とくに2015年の功績から2016年の期待の高いアーティストたちをピックアップ!今後もiFLYERでは彼らの最新ニュースや来日公演を取り上げていくので是非ともチェックしてみてください。