2001年のデビュー以来、全世界アルバム・トータル・セールス3,000万枚、グラミー賞15冠、そしてアルバム5作中4作が全米1位を獲得するなど、数々の快挙を成し遂げ続けてきたアリシア・キーズ。これまで「フォーリン」「ノー・ワン」「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー」「エンパイア・ステイト・オブ・マインド」「ガール・オン・ファイア」など、数々の大ヒット曲を世の中に送り出してきた正真正銘のトップ・アーティストである彼女が、4年振りとなる待望の新曲「イン・コモン」をリリース。ザ・ウィークエンドの長年に渡るコラボレーターとして知られるイルアンジェロがプロデュースを手掛けた、ラテン調のリズムも取り入れられている夏にぴったりな楽曲に仕上がっている。
 

この曲に込められたメッセ―ジについて、アリシア本人は「私たちは皆それぞれの問題やチャレンジを抱えているわ。皆どこかで、落ち込んだり、迷ったりしているけれど、それでいいのよ。それどころか、それがお互いの理解に繋がると思うの。それはとても美しいことだと、私は思うわ」とコメントしている。

現地時間5月7日(土)には米人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライヴ」に出演し、「イン・コモン」を初披露する予定のアリシア。さらに、5月28日にイタリア/ミラノで開催されるレアル・マドリードとアトレチコ・マドリードとのマドリード対決となるUEFA チャンピオンズリーグ決勝戦の開会式で同曲をパフォーマンスすることも決定しており、ミュージシャンが同イベントでパフォーマンスをするのは、チャンピオンズリーグ史上アリシアが初となる。

「イン・コモン」が収録される通算6作目の最新アルバムは、今年夏のリリースを予定している。新作は、アリシアのルーツとも言えるニューヨークやヒップ・ホップ・カルチャーに根付き、アーティスト、慈悲事業活動家、そして女性としての、現在のアリシアの世界観が表現された内容になるとのこと。いよいよ新作リリースへ向けて再始動するアリシアの今後の動向から目が離せない。