ULTRA JAPANで最年少出演を果たすDJ moe。彼女は昨年、人気フェス"audio"に出演し、その名を一気に知らしめると大型クラブでのゲスト出演、海外アーティストとの共演など破竹の勢いで活躍を続け、最年少でULTRA JAPANのラインナップに名を連ねた。そんなDJ moeの目にはULTRA JAPANはどう映ったのか、iFLYER独占インタビューを行った。

ULTRA JAPANの出演おめでとうございます。ULTRA JAPANの雰囲気はいかがですか?
ありがとうございます!ULTRA JAPANは初めて来たのですが、音楽に興味がある人もファッションに興味がある人も、とにかくフェスのカルチャーを楽しみに来ているという感じがしてとても楽しいです!

初のULTRA JAPANですが、セットを組む上で何か意識したことはありますか?
だいたいのセットは組んでいて、あとはお客さんの雰囲気を見ながら変えていきました。普段のDJではベース系の音楽を主にプレイしているのですが、今回出演するULTRA PARK STAGEは「チル」がテーマになっているのでチルなトラップとかエレクトロを織り交ぜて、普段のクラブではなかなかやらないような選曲を意識しました。


moeさんは2016年に入ってから楽曲制作も行っていますが、楽曲制作を始めたきっかけはなんでしょうか?
周りに楽曲制作をしている人が多くて、その人たちと話していたり実際に作っている様子を見たりして色々と刺激を受けているうちに自分も始めてみたいと思いました。

また、春からアメリカに留学をされていました。DJがカルチャーとして根付いているアメリカで何か学んだことはありますか?
まず、アメリカでは自分の思っていることを素直にはっきり伝えることが大切だということを学びました。あと、留学を機に周りの人たちとフランクに接することができるようになりました。

昨年から様々なアーティストたちと共演されていますが、世界で活躍するアーティストから感じるものはありましたか?
とにかく、世界で活躍するアーティストたちはみんなセクシーでした(笑)。彼らには言動やパフォーマンスに大胆さがあって、そしてオーラがありました。7月にはValentino Khanの前の出番でプレイさせていただいたのですが、彼はドシっと構えていて「Valentino Khanが来た!」っていうオーラをすぐに感じました。そういうオーラがあるアーティストたちはとてもカッコよく見えて、私もそういうオーラのあるDJになりたいと思います。



moeさんは今年は全国ツアーを行っています。いつもとは違った場所でプレイする上で、意識することはありますか?
自分らしさはしっかり出すようにしています。他の人とは少し違った個性的な雰囲気を作ることを常に意識しています。

常に自分の個性を追求し、独自の世界を見せてくれるmoeさんの中で、オススメのアーティストはいますか?
うーん、誰だろう。。。10月に来日するEkaliですかね。あと、gravesもよく聞いてます。
 
 

2016年はリオ・オリンピックの年であり、4年後の2020年には東京でオリンピックが開催されます。その2020年までの目標はありますか?
音楽のことをもっと追求していって、良い曲を作ったり、世界の色々な国でプレイできるようなアーティストになりたいと思います。
 

マイアミで交流を深めたDJ moeとmijaが半年ぶりの再会を10月9日、SOUND MUSEUM VISIONの「FUTURE WAVE」で果たす。iFLYERではこのイベントのチケットを好評販売中!新しい音楽を追求する2人の夢の共演を見に行こう!
 


●DJ moe Profile
2016年日本人最年少にしてUltra Japanのステージに大抜擢されたDJ moe。ベース・ミュージックを中心に、エレクトロニカ,トラップ,レイブ, ロックを匠にMIXする彼女のDJスキルと幅広い選曲は、次世代のDJアインコンとして確立した。昨年出演した「AUDIO 2015」で”VITALIC” ”DUSTY KID” らと共演した際は、テクノ&ハウスセットで大観衆のミュージックフリーク達を唸らせた。2016年にリリースしたオリジナル曲「Babe」は Skrillexが主宰するレーベル「NEST HQ」にピックアップされた。彼女の日本人離れした世界観は音楽シーンのみならず、2015年からNYLONのオフィシャルブロガーとしても認められている。