2000年代初頭、そのコラボでダブステップシーンを沸かせた、ダブステップのパイオニアとして知られるイギリスの DJ/Producer の Skream(スクリーム/本名 Oliver Jones)と同じくイギリスの DJ/Producer の Benga(ベンガ)が、2022年に再コラボするようだ。

この両アーティストによる最後のコラボレーションは、Artwork(アートワーク)をフィーチャーしたプロジェクト「Magnetic Man」で、そこから実に12年が経とうとしている。その間、2018年に ロンドンのクラブ XOYO で Magnetic Man として B2B セットを披露しているが、それは限定的なものだった。
 
 
 
Skream は現在ではハウスミュージック、ディスコミュージックのジャンルに移行してプロデューサーとして活躍しており、長年に渡って成功を収めてきた。
一方で、Benga はメンタルヘルスの問題を抱えており、一時は音楽活動を休止しており、ここ数年は特に苦難の年となっていた。
そのため、ダブステップの頃の Skream ファンにとっても、Benga の状況を心配していたファンにとっても、この再コラボのニュースは非常に嬉しいものであることは間違いないだろう。

Skream は SNS にて「彼らが街に戻ってきた」とコメントしている。
 

Benga との今後のプロダクションの中には、イギリスのドラムンベース DJ/Producer の Friction(フリクション)、そして同じくイギリスのドラムンベース DJ/Producer の Kid Drama(キッド・ドラマ)との二つのコラボ作品も含まれているとのことだ。