NYハード・ハウスの重鎮として知られる DANNY TENAGLIA(ダニー・テナグリア)が、約50年という長年のキャリアで自身が使用してきた多くの DJ 機材やレコードをオークションにかけることを発表した。
  DANNY TENAGLIA は、上記の動画とコメントにて、以下のように語っている。

(一部翻訳)
多くの方が知っているように、僕は今年5月に結腸癌と診断され、6週間の化学治療と放射線治療を行い、辛い1年を過ごしました。もちろん、僕は色々な事を想像し(感情が)色々な所へ行きましたが(今のところ)幸いなことに上手に向き合えています。

そして、この併用療法でよくみられる数々の副作用が僕にはなかったことにもとても感謝しています。

また、皆様から寄せられた愛、心配、祈りに感謝しています。皆さんが思っている以上にありがたく思っているので、皆さんに感謝の気持ちを伝えたかったのです。そして最後に、僕は12月に色々なテストを行い、僕自身がいまどのような健康状態にいるのかを調べることになっています。ですが、僕はいま調子が良いし、この病気に打ち勝ったという自信があります。

時期が来たら皆様にお知らせします。

僕の DJ の音楽制作のキャリアは50年近くに及び、その間に膨大なレコードのコレクションが集まりました。大切な沢山の思い出がある制作機材、DJ ギア、思い出の数々です。​

何十年にもわたってこのコレクションを全てを手に入れてきたことは信じられないような旅でした。ですが正直な所、これらのコレクションが(いずれはレコードのコレクションもですが)、僕と同じようにそれらを愛し、評価し続ける他の人の手に渡った方が良いのではないかと、長い間ずっと考えてきました。

今こそ、世界中の音楽を愛している人々とこれらをシェアするべきだと思いました。それに伴い、僕は、僕のほとんどのコレクションを @amplifydhq にてオークションにかけることにしました。

この膨大なレコードコレクションと様々なスタジオ機材や DJ 機材が、これからも愛され続け、使われ続けるであろう新しい愛の溢れる家を見つけることができれば、それが僕にとって一番嬉しいことです。

  更に、DANNY TENAGLIA はこれから数週間の間に、実際にオークションにかけている機材一つ一つにこめられた思い出を紹介していくとのことで、その1つめの機材は「SP-1200」が既に紹介されている。

>> ​The Danny Tenaglia Collection オークションサイトはこちらから!