Skrillexも、Dillon Francisに負けない勢いでコラボを発表している。
まだリリースされていないが、そのスケールもデカい。Rick Rossとの映画Suicide Squadのテーマ曲と思われるコラボであったり、Lidoとのスタジオ入りする様子など様々なアーティストとコンタクトを取っていることは確かだ。

そして、今年のグラミー賞で受賞を果たした際に、Mark Ronsonとの「Uptown Funk」で数々の部門でグラミー賞を受賞したBruno Marsとのコラボ曲が制作中であることがわかったのだ。
すでに二度のスーパーボウルハーフタイムショーの出演を果たしているハワイ出身のBruno Marsのソウルフルな歌声とSkrillexの幅広いプロデュース力が組み合わさった力作は楽しみだ。

Skrillexはこのコラボについて、このようにコメント。
Bruno Marsとのコラボは、誰も聞いたことのないような、破格破りの新しいサウンドになるよ。とにかく、ネクストレベルの質だよ。

また、Skrillexは最近ビルボードとの40分の電話インタビューで興味深いことを音楽業界についてコメント。そのSkrillexらしい観点のオピニオンをピックアップ。

ダンスミュージック界の一番のチャレンジについて

大企業のEDMシーンへの侵入は、音楽の方向性やテイストを無視して、利益を一番とするビジネス化しているね。僕は自立心が強いから、自分のレーベル、自分のクルー、自分のチームを構成して、自分のクリエイティブを一番の優先順位として上手くいっているけどね。Live Nation、Goldenvoice、SFXなどの大手は、競争心が強くて、ビジネスの首位を狙って、ショーとかになると、これは選曲してもいいけれど、これはだめとかの規制範囲もあったりして、そのような体験では不愉快な思いをしたな。僕は、見に来てくれたファンたちのために、曲をプレイしたいよ。政治(ポリティックス)なんてどうでもいいと思いたい。


このシーンに入りたいと思い描く人へのアドバイス

とにかく、人目を気にせずに、自分らしさを大切にすること。自分自身のアートに自分らしさを入れて、それを表現していれば、自ずと人に探してもらえる。ルールなんて破って、自分の思うがまま自分のアート、音楽、イメージ、ブランドを確立すればいい。僕の目に止まるアーティストを一概に言うと、みな「これを制作したとき、何を考えていたの?!こんなスゴイの聞いたことない!」と僕を思わせた。とにかく、みな型破り。


Skrillexの強みとは?

全体的なビジョンを立ち上げ、それを成長させることが出来ることかな。例としては、あのBonarooでZedd、The Gigantic、Lauryn Hill、The DoorsのメンバーみんなとやったSuperJamプロジェクト。



OWSLAのクリエイティブスペースに関して

OWSLAは、僕自身のクリエイティヴを投影できるコレクティヴな団体。そして、新しく雇っているメンバーの多くは、新しいクリエイティブの息吹を吹き込んでくれる。そして、その多くは女性。OWSLAチームの男女比は、だいたい50:50だよ。実際、女性たちは、クリエイティブに大きな働きかけをしてくれている。とくに、音楽やこの業界に対するパッションは女性のほうが強いと思っている。だって、彼女たちは、この業界での男女平等を訴えてきたし、最高な形で何かを証明しようとしてくれている。


OWSLAはレーベルではない。クリエイティブな人が集まる、クリエイティブグループと僕は思っている。僕たちは、音楽、ミュージックビデオ、アパレル、レコードなどを創造し、それを世界に発信し、そのまわりに新たな世界を築く。

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