スタンリー・キューブリック監督といえば、映画の歴史の中でも際立った個性主義派の監督として知られる。
彼は、この世に、「Clockwork Orange」、「Space Odyssey」、「The Shining」など映像技術、映画のテーマ性、キャラクターの描写など様々な角度から自分らしさを映画の手法に取り入れ、今でもその映画のアートワークなどは、話題となっている。
 
 

それを証明するように、7月6日〜8月24日にロンドン・サマーセットハウスを舞台に、スタンリー・キューブリック監督の特別展示「Daydreaming With Stanley Kubrick」が開催される。

そして、その展示内のある作品は、音楽アーティストたちの協力のもとに制作されることがわかった。イギリス出身のミュージシャンであるJarvis Cocker、Beth Ortonに加え、彫刻家のAnish Kapoorが新アート作品を担当することになった。そのチームメンバーに、Daft Punkのメンバーとしても知られるThomas Bangalterも加わることがわかったのだ。

その新アートのテーマは、「監督本人もしくは、彼の映画・シーン・キャラクター・テーマなどの監督作品のアーカイブへの影響を受けた作品」としている。数々のアイコニック映画作品を世に送り出しているキューブリック監督からインスピレーションを引き出すことは、問題ないだろう。
是非、今年の夏にイギリス・ロンドンに足を運ぶ予定のある方は、この展示に行ってみては?