Native Instrumentsは、新しいMASCHINE Expansion「STREET SWARM」をリリースしました。90年代ニューヨーク・ヒップホップの特徴である、鋭いアコースティックドラム、スライスされた 70年代のシネマスケープ、ビンテージのファンク・インストゥルメント、荒削りなグルーヴを収録しています。かつてWu Tang ClanのRZAが古いサウンドトラックのサンプリングに余念がなかったように、レコードマニア垂涎のSTREET SWARMは、この開拓者のアプローチにならって制作されました。


90年代初頭のニューヨーク、ヒップホップはアンダーグラウンドからメインストリートへと移り変わりました。荒削りで洗練されていない、ノイズ混じりのブーンバップドラム。古いサウンドトラックから取り出したテクスチャーが、ファンキーなベースラインやダスティなピアノと絡み合い、シングルノートのサイケデリックなヒットがボーカルスタブサウンドの間を揺れ動きます。

グラミー受賞サウンドデザイナーかつプロデューサーであるSnipe Youngが、70年代のブラックスプロイテーション・フィルムにインスパイアされた小さな音楽場面を数多く作りました。これらのサウンドトラックはCurtis Mayfield, Isaac Hayes、Sun Ra,、Herbie Hancockなどの有名な作曲家が関わった、90年代のニューヨークのヒップホッププロデューサーに珍重されたファンクやソウルグルーヴが含まれています。Snipeはジャンルに忠実であるために、オーケストラのサンプルはチョップされ、SP-1200のルーズなエディットを再現しています。ロマンティックなストリングやホーン、ダークなメロディー、ダーティーなベースフレーズ、エネルギッシュなドラムなど、STREET SWARMには未発見の貴重なサウンドががたくさん詰め込まれており、古典的な方法でスライスされるのを待っています。


STREET SWARMのベースギター、エレクトロニック・キーボード、ホーン、レトロシンセ・スタブ、リックはそれぞれキーごとに管理されているので、ヒップホップのミュージシャンやプロデューサーはそこから独自のメロディを制作することができます。作品に質感や輝きを加えたい場合には、FXマクロを使って、独自のスタイルにマッチする異なるテイストの作品を作ることもできます。

STREET SWARMは最新のMASCHINEソフトウェアが動作するMASCHINE製品の全モデルでお使いいただけます。お求めはNIオンラインショップから。

iMASCHINE 2で使用できるコンパクトバージョンのSTREET SWARMも発売中です。iMASCHINE 2で制作したプロジェクトをMASCHINE 2ソフトウェアにエクスポートし、作業を続けることができます。

価格と販売期間
STREET SWARMはNIオンラインショップにて価格¥6,280で販売中です。ご使用いただくにはMASCHINE 2ソフトウェアが必要となります。iMASCHINE 2 ExpansionはiMASCHINE 2内のアプリ内ストアにて価格¥120で販売中です。