アメリカ出身の DJ/プロデューサー/シンガー・ソングライターの Elohim(エロヒム)が、2023年度の残りの全ツアーをキャンセルすることを発表した。Elohim はメンタルヘルスの擁護者・支持者であり、また Elohim 自身も不安症とうつ病を患っており、その闘いが長い間続いているとのことだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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本来であれば12月の中旬までツアーを行うはずであったが、心の健康のためツアーをキャンセルする決断を下したという。

(一部翻訳)
4週間前、私は今まで経験したことのないほど深刻な(感情の)波に襲われた。
私の中の「何度も唱えるキャッチフレーズ」は、”乗り越えるためにはこれを通り越さなければならない" というもの。
先月までだったら、その方法が私にとって最善の味方だと答えていたと思う。今の今まではね。

Elohim はツアーの最初の週に処方された薬を内服し、そのおかげで幸福感が感じられるステージをキープできていたようだ。
しかし、(薬を飲んでも)不安症が続くようになり、気が付いた時には Elohim は処方された5倍の量の薬を服用するようになっていたため、Elohim のチームや近しい友人たちがそれに懸念を示し、介入してくれたそうだ。

「彼らは、私がこのままこの道を進んだら、私の健康と命を危険に晒すことになるということを気が付かせてくれた。」とコメント。

Elohim の投稿には多くのダンスミュージックアーティストがコメントを寄せており、REZZ(レズ)、San Holo(サン・ホロ)、Griz(グリッズ)、Louis The Child(ルイス・ザ・チャイルド)といったアーティストがサポートのメッセージを届けている。

Elohim のメンタルヘルスが回復し、完璧な形で再度ツアーを開催してくれることを祈ろう。
 
 

Elohim

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