12/6(金)渋谷clubasiaに行われる「The Block Party powered by burn」にゲストDJ出演するDEXPISTOLSに、主催の☆Taku Takahashiがメールインタビューを敢行した。

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【Dexpistolsインタビュー】



Q:ここ数年を見て、お二人のDJスタイルは、一時期Deepなサウンドに向かっているとも個人的に感じたのですが、六本木ヒルズアリーナで行われた「Ray-ban Summer party」や代官山AIRの12周年パーティーではアッパーなSoundやTrapが増えた感じがします。自分らはそういった変化を感じますでしょうか?また、もしそう感じている場合、変化したのには何かの理由またはきっかけがあったりするのでしょうか?

DJ DARUMA:その時の自分たちの好みにもよるんですが、ヘッズ達の描くDEX像ってやっぱりアゲているイメージだと思うんですね。で、やはり僕等がDJをさせて頂く現場の多くは、皆瞬間的な爆発力のある楽しみ方を求めていると感じているのでそのような選曲になっているのだと思います。

DJ MAAR:特にないですw。完全に、その時の気分ですww。

Q:二人でグループをやっているとそれぞれの好みがクロスする所としない所があります。選曲でぶつかったりすることはありますか?

DJ MAAR:DEXは、一つの生き物なので、ぶつかる、ぶつからないとかはないです。ただ、生き物が故に体調が悪い時期が、あったりしますがw。

DJ DARUMA:時にはありますが何となく先にかけた方がその曲の担当になる感じでしょうか。

Q:お二人がイメージする理想なパーティ像をシェアしていただけますか?

DJ MAAR:極限までバカになれる、でも何故か朝方、少し賢くなれて帰れる。そんなパーティーですかね。

DJ DARUMA:コンセプトがハッキリしていてフロアと運営側、そしてDJがその部分を共有して楽しめていること。

Q:「DEXPISTOLS」は「良質な音楽」と「良質なファッション」両方を兼ね備えてるグループと認知されていると思います。その点においてあえて意識していることなどあったりしますでしょうか?

DJ DARUMA:んー良質かどうかは個人の好みによると思うんですが(笑)、その時好きなカルチャーやムーブメントを楽しんでヘッズ達に伝えていければ良いなと思っています。

DJ MAAR:全くないですw。むしろ人によっては、両方とも「悪質」で「粗悪」なんじゃないですかねw?

Q:MAARさんに質問です。最近DJスクールを始められました。スクールでは若い人との関わりが多いと思いますが、その中で新しい発見、手応えなどは感じましたか?もしあったら教えてください。

DJ MAAR:意外に自分が、DJというものに対して、ロジカルに認識していることを確認出来ました。

Q:DARUMAさんに質問です。インクジェットマフィアなど今まで数々のファッションを提案されていますが、2014年のダルマさん的トレンドのヒントを教えていただけますか?

DJ DARUMA:90年代をサンプリングして新しく表現する事が本格化してきていますね。コレはまだまだ続くと思います。

Q:お二人がフロアのピークタイムでかけたい曲、もしくは聴きたい曲を教えてください。1曲でも数曲でもかまいません。

DJ MAAR:井上陽水 - 傘がない

DJ DARUMA:今だったらA$AP Ferg - Shabba (Explicit) ft. A$AP ROCKYです

それでは12/6(金)のお二人のプレイをとても楽しみにしています。ありがとうございました。



12/6(金)渋谷clubasiaに行われる「The Block Party powered by burn」にゲストDJとして出演する人気番組「Hyper Society」のTomoyuki Tanaka (FPM)氏に、主催の☆Taku Takahashiがメールインタビューを敢行した。



【Tomoyuki Tanaka (FPM)インタビュー】

Q:今年の初めから現在にかけて田中さんのDJプレイに変化があったと現場で感じたのですが、ご自身はどう感じていますでしょうか?もしあったら、ご自分の中で何か変化やきっかけなどもしあったら教えていただけますか?

自分では意図的に変化させようとはしていませんでした。毎回イベント内容や箱の大きさ、オーディエンスの嗜好に合わせて、自分の振り幅の中で、その都度セットを組み立てるようにしています。ただ、ひとつ言えることは、以前よりは自分のやりたいDJをやるために失敗を恐れなくなったかも知れません。
ただ、それは自分の掛けたい曲を掛けることができれば、オーディエンスにわかってもらえなくてもいい、ってニュアンスではありません。もっと凄いフロアの盛り上がりを作るために、臆せず自分の選曲で突き進むという感じです。
☆Taku君はじめ、色んな仲間のDJとも最近良く話するんですが、「昨今のいわゆるEDMに対してのスタンス」というのがやはり僕にとっても課題だと思っています。僕自身は、所謂EDMのヒット曲の中に、自分の今のDJの気分にフィットするトラックがあまり見つけられません。テンプレっぽい音色や構成にも正直辟易としてしまってます。ただ、EDMの楽曲の持つ勢いみたいなもの、クラブミュージックに興味がなかった人々にも訴求する強烈なポップ感みたいなものには心惹かれるのも事実です。
ある程度の大きな現場で、僕が今トライしているのは、自分の納得のいくトラックでもってEDM的な高揚感や一体感を作れないだろうか、というもの。しかも本来クラブミュージックが持ってたアンダーグラウンド感というかワビサビとでも言うか、もしっかり残された感じで(昨今のEDMにはこれが完全に欠落しているような)。
もし僕のプレイに何か変化のようなものを感じて頂いたのなら、きっとこの辺りへのトライアルのせいなのかも知れません。ただ本当にまだそのトライアルの過程でしかありませんので、今後更に臆せずどんどん挑戦していきたいですね。

Q:リミックスアルバムを制作されていると風の噂をお聞きしました。リミックスアルバムがあまりリリースされないこのご時世、これはシーンにとっても大事なことに個人的に感じるのですが、この企画をやろうと思った田中さんの理由を聞かせて頂いてもいいですか?またどんなアーティストが参加されているのでしょうか?どういう経緯でリミキサー陣を決められたのでしょうか?

はい、今年2月にリリースしたFPMの『Scale』というアルバムの楽曲を日本や台湾の若手DJ/トラックメイカーにリミックスを依頼しています。
正直予算もあまりないので、やる気のある若手に自由にやって頂きたいなと。
僕もFPMを始めた頃、テイトウワさん始め、先輩方からリミックスのチャンスを貰えたことがその後に繋がったように思うところもあって。
今のところ配信のみのリリースを考えていますが。詳細はまた追ってご報告させてください。

Q:今後、田中さんのリミックスアルバムに参加したいというクリエイターがいっぱいいると思います。彼らが参加するにはどうすれば良いか、ヒントをいただけますか?

block.fmの僕の番組「Hyper Society」宛てに是非デモ音源送ってください。良ければ即オファーします。(笑)

※デモ音源宛先リンク:bfm@block.fm

Q:block.fmの番組でスタジオに入っているという話を中村兄やん(i-depナカムラヒロシ氏)とされていますが、最近はどんな曲を制作されていますか?告知できる範囲で今後の活動を教えてください。あと、リミックスのゲットできる場所も教えていただけますか?

ナカムラ君とは先日、銀座の資生堂の新社屋のオープニングでのエキシビションの為にトラックを作成したのですが、余りに出来がよかったので、クラブトラックに発展させてリリースしたいなと。
あと、大沢伸一君と最近スタジオに入ってパーティー用のイリーガルなリミックスというかリエディットも何曲か作りました。これは当然リリース目的ではないのですが、2人で何か自分達もお客さんも思い切り弾けれるようなパーティーをやりたいなと漠然と考えていまして、その為のトラックとでもいいましょうか。
あと、今年の春に大阪のグランドフロントの公式な館内音楽を何曲か作り卸しましたので、それも改めて手を加えてFPMとしてリリースしたいなと。

Q:田中さんは美味しいお店をいっぱい知っている、と僕らDJ周りでも有名な話ですが。冬になったら行きたいお店、もしくは最近新しく見つけたお店など御座いましたら教えていただけますか?

いっぱいあります。是非僕のFacebookやTwitterをフォローして参考にしてみてください!
Facebookリンク⇒ https://www.facebook.com/tomoyuki.tanaka.376
Twitterリンク⇒ https://twitter.com/tomoyukitanaka

Q:田中さんが、フロアのピークタイムでかけたい曲、もしくは聴きたい曲を教えてください。1曲でも数曲でもかまいません。

これは毎日変わります。是非僕がプレイするクラブに足を運んで頂いてチェックしてください。

とても興味深いお話をありがとうございました。それでは12/6(金)のプレイを楽しみにしています。