2014年5月14日に、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の3年半振りの “ニュー・アルバム“、『XSCAPE(エクスケイプ)』がリリースされることが決定した。



『XSCAPE』は、米エピック・レコードがマイケル・ジャクソン・エステートの協力のもと、世界中から愛されているミュージック・アイコンにしてキング・オブ・ポップ=マイケル・ジャクソンの”新しい”音源を集めたフル・アルバム。本作は8曲の新しいトラックで構成されており、全曲が世界未発表の“新曲”。究極のファンのために用意されるデラックス・エディションには、8曲の“新曲”の原型である、マイケルのオリジナル・レコーディング素材8曲も追加収録される。

『XSCAPE』はスタンダード・エディション、デラックス・エディションともに5月13日に世界で一斉に発売となる(日本は5月14日)。また、本日4月1日よりiTunes Storeにて予約注文の受付が開始されている。『XSCAPE』のエグゼクティブ・プロデューサーは、エピック・レコード会長でCEOのL.A.リードが務めた。リードは、エステートがマイケルのアーカイヴの初期調査をおこなった後、マイケルのヴォーカルが完成した状態の、40年間分の素材への完全アクセス権を与えられた。

リードがキュレーションをおこなった最終的な曲目リストが各プロデューサーたちのもとに届けられ、そしてそれらが、マイケルらしさを十分に備えた完全な作品として、同時に新鮮かつ現代的なサウンドとして完成させられたのである。このプロセスをリードは「コンテンポライズ(現代化)」と呼んでいる。アルバムのリード・プロデューサーであるティンバランドは、マイケル作品を手がけるのにふさわしい力量、深さ、幅広さを持ち合わせているとリードが判断した一握りのプロデューサーのうちの一人だった。そのほかには、ロドニー・ジャーキンス、スターゲイトといった世界的ヒットメーカー達や、ジェローム “Jロック” ハーモン、ジョン・マクレーンといった面々が顔をそろえた。「現代の音楽、音作りは、マイケル・ジャクソンが世界に残した圧倒的な功績がなければ全く違ったものになっていたはず」と、リードは言う。「今回、マイケルと実際に仕事をしたことのある、あるいは生前彼が一緒にやってみたいと言っていたプロデューサーたちのヴィジョンを借りて、マイケルが残したいくつかの音楽的パフォーマンスを形にしてお披露目できる事は、我々にとって大変な名誉だと思っているよ。この音楽を世界のみんなと共有できる事は、誇りであり、栄誉だね」

アルバムのタイトルも、マイケルがとっていたネーミングの手法に則って名付けられた。マイケルはアルバムのなかの一曲の題名をいつもアルバムタイトルとして採用しており、『THRILLER』以降、すべてワンワードの、どこか尖がったタイトルとなっている。本作もそれに準じている。マイケル・ジャクソンとジャーキンスによる作曲、プロデュース作品である「Xscape」 は、このアルバム中唯一、マイケルと共にスタジオに入り、オリジナル・バージョンのレコーディングに立ち会ったプロデューサーによって “コンテンポライズ(現代化)” された曲ということで、際立つものがあると判断された。

既に、去る2月24日のワールド・モバイル・コングレスで発表されたソニー Xperia Z2のティーザー映像に、マイケルの未発表“新曲”である「Slave To The Rhythm」が使用され、話題を呼んでいる。

 

 

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