ミューズ(Muse)が、通算7作目となる最新作『Drones』を6月に発表することが明らかとなった。

この最新作『Dones』は、世界21ヶ国でNo. 1を記録した前作『The 2nd law』から約3年振りとなるスタジオ作であり、本国イギリスでは6月8日に発売、日本盤の発売は6月10日を予定している。既にヘッドラインとして出演が決定しているFUJI ROCK FESTIVAL ‘15の直前に発表されるこの最新作は、ミューズと、AC/DCやデフ・レパードから、ブライアン・アダムス、マルーン5やニッケルバックなどを手掛ける世界的なヒット・プロデューサー、ジョン・”マット”・ラングとの共同プロデュースという形で制作されており、全12曲が収録される予定だ。

フロントマンのマット・ベラミーは今作に関してこうコメントしている。

「俺にとって『ドローンズ』は、頼るものもない精神病的な行動を可能にする、比喩的な意味での精神異常者なんだ。この世界は、俺達全員をドローンズにしたてるためにドローンズを利用するドローンズが動かしている。このアルバムは、人類が希望を失い、自身を放棄して、ヒューマン・ドローンへと人類を追い込むシステムに洗脳され、そして最後にはその圧制者から離反していく、その人類の物語を探求する作品なんだ」


今作『Drones』からのシングル曲「Dead Inside」は、3月下旬に公開予定となっているのだが、このシングル曲の公開に先駆け、ミューズは現地イギリス時間で3月12日(木)18:00(日本時間で3月13日(金)3:00am)、彼らのオフィシャルYouTubeページで、アルバムからの最新曲「Psycho」を公開する。YouTubeでの公開から1時間半後となるイギリス時間19:30(日本時間では4:30am)には、iTunesでのアルバムの予約注文(プレオーダー)のスタートも予定しており、予約注文をした人は、その場でこの最新曲「Psycho」をダウンロードできるようになるという。

【更新】新曲「Psycho」のリリックビデオが公開となった。