フー・ファイターズのオフィシャル・サイトでは、デイヴ・グロール(vo,g)からのメッセージも発表されている。

「今夜は、俺達のアルバム『ソニック・ハイウェイズ』ワールドワイド・ツアーで数週間前にベルリンのホテルで書いた内容から始めさせてほしい。
なぜなら 11/13 に起こった胸が張り裂けるような悲劇を考慮して、この前書きを書く必要があると感じたからだ。今やこのプロジェクトはまるっきり意味合いが変わってしまった。
『セイント・セシリア』EPはもともと、音楽と人生を祝うために10月に制作された。フー・ファイターズのツアーは終盤を迎え、俺達に沢山の愛を与えてくれた君たちへのお返しとして、俺達からの愛を皆と分かち合う目的のものだった。
しかし今となっては、新しい意味合いが出来た。それは、たとえ僅かであっても、音楽が今の暗い世界へ光をもたらしてくれるものとなってほしいということ。音楽は人生だと、そして、希望と回復は音楽と共に我々にあると、それらを忘れないために。それは絶対に奪われてはいけないものだ。
パリでの事件に巻き込まれた全ての人々へ、我々の心は君と君の家族と共にある。
俺達は必ず戻ってきて、フー・ファイターズの音楽で、いつの日かまた君たちと一緒に人生と愛を祝うよ。」
デイヴ・グロール(vo,g)


EP『セイント・セシリア』は現在無料配信/ストリーミング中だが、後日LPで発売される予定だ。