Calvin Harrisのロサンゼルスのスタジオを訪れたBBC Radio 1のレジデントGrimmyことNick Grimshaw。
その上、今回は、自宅スタジオの公開だけではなく、Rihannaとのコラボ曲「This Is What You Came For」のプレミア公開の瞬間でもあった。

そこで、インタビューのハイライトポイントを一挙紹介!
Calvin HarrisのスコットランドアクセントやGrimmyのロンドンアクセントなど、イギリス調で勧められたインタビューを撤退解説。

Rihannaとの新曲「This Is What You Came For」についてのCalvin Harrisの思い


この新曲は、車でずっと聞きながら、秘密にしていたという。ロサンゼルスの自宅スタジオは、都市部から離れた地域に存在しているため、人々にその情報を漏らすことはなかったという。また、John Newmanはこの新曲をスタジオに遊びにきたときに、連続再生したのだとか!このようにコメントしている。

史上最高のポップソング。

Rihannaの歌声についてCalvinは、彼女自身がアイコンであり、その声もアイコンの象徴であるという。誰にも絶対にマネできないRihannaだけの声は、一言一句すべてコントロール不可能の最高の才能であると評価。歌詞の運び方やその声のスタイルも文句なしと絶賛。
またRihannaとのスタジオの風景に関して、彼女は、アーティストの中でも少数の終わるまでスタジオを出ない人だという。今回の楽曲も翌朝8時くらいまで、スタジオにいたのだとか。

またCoachellaでRihanna本人と一緒に過去のコラボ曲など披露したときのヴァイブズは最高だったと話す。

Calvin Harrisにとっての楽曲の成功とは何?

それは、ラジオで自分の曲が流れることやチャートでの順位などでも感じ取るが、それ以上に彼の音楽の成功は、観客の反応であると話す。
その音楽の価値は、実際の人々にどのような影響をもたらすかで決めるという。
それは、歌詞を口ずさむ人であったり、泣いている人であったり、感動する人だったり、様々な表情で読み取れる。
 


例として、Exampleとの「Coming Back」を挙げたCalvin。彼自身は、この楽曲はあまり成功しなかったと感じたが、プラジルで披露したときのファンの反応に圧倒されたという。ブラジルでは大ヒットしたこの曲の人々の反応は、チャートの順位などと同じに出来ないと話す。

ヒットになる曲はわかる?

たまに、ラジオとか聞いていると、ラジオに乗るようにとか、今話題の音を作ろうとその風潮に収まろうとするアーティストがいるけれど、僕は絶対に自分のスタイルを曲げない。音楽制作が好きで、楽器も好きだから、それで出来ることを、自分の強みを必ず前に出すことは、ヒットの有無に関わらず大切にしている。

Rihannaとの楽曲は、最終調整はどのように?


Coachellaのバックステージでのトレーラーの中で、Rihanna、Rihannaのマネージャーと僕の3人だけの空間で最終の完成版を流したよ。修正も加えているから、このようにアーティストの前で最終のバージョンを披露することは毎回緊張するけれど、流れた瞬間にノッたRihannaの姿は絶対に忘れない。

BBC Radio 1ではBeyonceの最新アルバムを流すけど、Beyonceについて語るCalvin Harris


Beyonceのアルバムで一番好きなのは、Diploプロデュースの「All Night」。人生は、本当に何が起こるかわからない。ふとしたきに、波長が合って、コラボが実現する。僕がその証拠だ。だって、5年前に、自分のヴォーカルで楽曲制作をする中、まさかのRihannaと「We Found Love」で共演することになった。だから、Beyonceとのコラボも夢ではない。実現する可能性はある。
※実は、Calvin HarrisとDiploはあのメガヒットですでにコラボしている。

今後コラボしたい人について明かさない理由

コラボする人を明かしたら、それが実際に実現する可能性がある。そして、実現したときに、サプライズがなくなるじゃん。

最もインスピレーションを受けたコラボアーティストはJohn Newman

自分で出来の悪い楽曲を書いたことある?

あるよ。僕の最初のアルバムとかね。今でも15歳以降のデモの拒否メールとか手紙を今でも大切にとっているよ。
でもそのときの、レーベルの対応には今でも頭が上がらないね。Positiva、Defectedなどどれにしろ、みなこのように書いてくれた。

デモをありがとう。とても良いサウンドだが今の私たちにとっては、残念ながら合わない。でも、プロデュースを諦めずに。いつか一緒に仕事を出来る日を楽しみにしています。

Calvin Harrisにとっての究極の休日とは?

とにかく、スタジオでリラックスしたり、外にある卓球を楽しんだりと、太陽に当たることも大好きと話すCalvin。
しかし、趣味がとくにない点について、このように話す。
僕は、趣味がない。だって、僕の唯一の趣味であった音楽が今では、僕のキャリアとなった。それは、「仕事」と感じたことは一度もない。だって僕は音楽を作ることが大好きだから。

Calvin Harrisがクラブへの入場を拒否された経験

Calvin Harrisは2001年にイギリス・ダンフリーズのクラブChancersに靴がドレスコードに外れるという理由で入場拒否された経験を話したCalvin。
しかし、その理由に怒りは覚えないという。それは、Calvin Harrisの視点からも、クラブにキラキラな靴などドレスアップしたら、それに相当する態度をとるだろうし、Tシャツ、ジーンズ、スニーカーでいったら、それは、まさにトラブルを起こしてもOKのような心情をうかがえると。感情的なレベルは、ドレスコードにも反映されるという彼なりの論理なのだ。
これは、もしかしたら、Omnia Nightclubなどラスべガスの高級クラブでしか回さないCalvinのポリシーとリンクするのかもしれない。

次の新曲はDizzee Rascallとのコラボレーションであり、3-4週間後のリリースをメドに


Dizzee Rascallは、John Newman、Rihanna、Ellie Gouldingのように、Calvin Harrisが絶大な信頼を寄せるアーティストであり、今回の楽曲を制作しているときも、ヴォーカルは真っ先にDizzeeのしかないと感じたのとか。