まず、日本への来日おめでとうございます!今回は、V2 TOKYOにて開催されるUltra Korea Countdown Partyでの日本での公演となりますが、この前は、イギリス・マンチェスターでDon't Let Daddy Knowでしたが、どうでしたか?
マンチェスターでの初めてのアーティストとしての公演だったけど、とても楽しめたし、最高だったよ!
 


Don't Let Daddy Knowから日本でのクラブイベントですが、日本での初めてのプレイはどうでしたか?
最高だったよ。正直言うと、かなり小さな音箱であったにもかかわらず、その観客のエネルギーは期待以上でびっくりしたよ。

実は、日本にプライベートで住んでいた時期もありましたね。日本はあなたにとって特別な存在?
そうだよ。実は、幼少期時代の大部分は、日本で生まれ育ったから、漫画には大きな影響を受けたよ。あとNon Genesis Evangelion、Card Captor Sakura、Saint-Seya、One Piece、Naruto、Akiraなど数えきれないくらいのアニメにも影響されたよ。

日本でのV2公演で印象的なファンとのエピソードはありますか?
とにかく、日本のファンは僕を暖かく迎え入れてくれる。その、おもてなしのような精神に感動したよ。ときに、Yukiと彼の女友達2人が観客の中から、僕を必死にサポートしてくれた。実は、公演の後に実際にあって、あまりにも良い人すぎて、僕をラーメンにまでショーのあとに誘ってくれたよ!

ここで、本題でもあるアーティストとしてのあなたのバックグラウンドに入りたいと思います。そもそも、なぜDJになろうと思ったの?
一番最初のきっかけは、中学生のとき。その頃は、とにかく学校でクールな人気者になりたかった。すべては、そのときから始まった。でも、その単純な思いから、時間とともに、本当に極めたいものへと変わっていったの。

カンヌで、Swedish House Mafiaのオープニングアクトに抜擢された経験もありましたね。それは、キャリア上での印象的な偉業とお考えですか?
正直良い経験ではなかった。そもそも、このアクトに選ばれたきっかけは、誘いからだったの。でも、僕のセット中に、クラブ運営側から、僕の関係者の招待者がどれくらいのお金をテーブルで使用するかとか聞かれて、ストレスがたまって、ミックス中もいっぱい失敗しちゃったの。このとき、学んだよ。クラブ側からオファーが来ても、自分の音楽に興味を持っていなければ、絶対に受け入れるべきではない。



最近では、Nicky RomeroのProtocol RecordingsによるProtocol Presents Miami 2016にもフィーチャーされたね。そもそも、Protocol Recordingsと付き合うようになった、きっかけをお聞かせ下さい。
素晴らしい経験だったよ。Protocol Recordingsとの関係は、すべて僕のトラック「Origami」から始まった。今では、Protocolと僕のチームは、密接な関係を持っているから、今後の関わりも楽しみだよ。
 


「Origami」大好きです。それは、どのように作られ、なぜ「Origami(折り紙)」と名付けたの?
最初は、とにかく、色々なメロディーを試してみたけど、納得の行くものがなくて。そこから、メロディーではなく、ディテールやエフェクトの部分でもっとスパイスアップさせようと心がけるようになった。この過程こそ、まさに「折り紙」のような展開であったから、トラック名をOrigamiにしたよ。

ヒップホップ音楽に影響されたとお聞きしましたが、それは、どのような形で、とくにどのアーティストに影響されたの?
うーんとね、Justin Bieber好きだよ!(笑)

ヒップホップシーンとダンスミュージックのシーンで共通する部分はあると思う?
根本的なところで言えば、共通する部分はあると思うよ。だってどっちも、音楽を通してあるメッセージを伝えようとするから。その上、純粋に音という部分では、二つが重なり合う時代に今いるから、そういった意味では新しい境界だね。

あなたは、名画家のパブロ・ピカソの孫という一面も持ちますが、ピカソ一家で育ったライフスタイルは、あなたの音楽にも影響を与えていますか?
多分、一番に言うとしたら、出来るだけ多くのものを創造したいという精神を僕の中に築き上げた。もちろん、すべてが最高な形へと仕上がることはないけれど、そのコンスタントなクリエイティブなプロセスに今はいるからね。

ピカソの作品は、あなたのシングルのアートカバーのインスピレーションになったこと等ありますか?
とくに、僕のロゴには影響を与えたね。あのキュービズム(Cubism)とか。全体的にいるとしたら、とてもコンプレックスで複雑なものを最もシンプルな形態へとブレイクタウンするという手法を教えてくれたね。
 


Steve Aokiとは、「Beat Bomb」のコラボをしたり、Amnesia Ibizaでも一緒にプレイしたね。彼とはどのように出会い、彼のようなビッグなアーティストと一緒に仕事を出来る経験とは?
最高の体験だったよ。Steve Aokiとはフェスティバルで出会ったんだよね。そのときに、デモとかを彼に送ったことをきっかけに話すようになったよ。そして、彼がカンヌに来た際に、実際に一緒に仕事をして、今に至るよ。

Florian Picassoとして、ファーストアルバムもリリース予定と発表したが、何かファンに教えられる範囲でのニュースはありますか?
今現在やっていることということよりかは、ピカソタッチのあるEPになるよ。

早速新曲「Final Call」は、Protocol Recordingsより5月13日にリリースを前に、プレビュー公開されている。
 


これから、一番出演したい音楽フェスティバルとは?
全部。フェスティバルは制覇しなきゃ〜!(ポケモンのポケモンゲットだぜ!のような勢いで!笑)



今まで、キャリア上、一番印象的だったクラブとは?
フランスのAmnesiaは最高!大好き!

このように、世界中をツアーする体験の利点とは?
やっぱり、様々な国やカルチャーを持つ人々との出会いと、その国々の伝統・文化を体験できること。

ズバリ、2016年のFlorian Picassoに期待できることとは?
ズバリ、最高の音楽と最高のショーを期待できるよ!

Florian Picassoインタビューの時間本当に、ありがとうございました!
またULTRA KOREAなどでアジアに戻ってくるFlorianの今後の活動にも注目だ。