今や個人としてだけでなく、OWSLAのボスとして、Jack Üのメンバーとして、ダンスミュージックシーンをリードする存在となったSkrillexだが、今年でデビューして6年になる。今回はデビューから6年を記念して、デビュー前から現在に至るまでの活動を振り返ります!
その後ソロ活動を開始し、ソロプロジェクトとしてSkrillex名義で活動を始める。
2010年後半にはDeadmau5とワールドツアーを開始。これを期にSkrillexはDeadmau5のレーベル「mau5trap」にサインし、EP「Scary Monsters And Nice Sprites EP」をリリース。これが長期的にチャート入りし、世間にSkrillexの名を知らしめるきっかけとなった。
そして12月21日にEP「Bangarang」をリリース。
Skrillexが現在の地位にまで上り詰めるきっかけとなったのがこのEP。全米Billboard TOP200にて初登場19位、ダンス/エレクトロニック・アルバムチャート1位など、トップDとしての地位を手に入れた。
そして11月には待望の初来日。iFLYER当時の記事はこちら。
Skrillexの幼少期
Skrillexの本名はSonny Moore。1988年1月15日にロサンゼルスで生まれた。彼の幼少期は幾度も引越しを繰り返し、学校ではいじめに遭うこともあった。Skrillexという名前は彼の幼少期につけられたあだ名であり、Skrillexの繊細な音楽感は幼少期の経験が反映されている。Skrillexとしてのデビュー前
SkrillexはDJとしてのデビュー前、Sonny Moore名義でバンドマンとして活躍していた。彼は15歳の時にポスト・ハードコアバンド「From First to Last」に加入。バンドマンとして順調にキャリアを積み、ボーカリストとして活躍していたが2006年に声帯結節で歌うことが難しくなり、やむなくバンドを脱退。その後ソロ活動を開始し、ソロプロジェクトとしてSkrillex名義で活動を始める。
2010年、1st EP「My Name Is Skrillex」をリリース
Skrillexという名義で活動を開始したのが2008年。Twipzという名義でも活動していた時期もあった。活動開始から約2年で初のEPをリリース。このアルバムの時点ですでにSkrillexオリジナルの「EDM+ダブステップ」の音楽性は完成していた。2010年後半にはDeadmau5とワールドツアーを開始。これを期にSkrillexはDeadmau5のレーベル「mau5trap」にサインし、EP「Scary Monsters And Nice Sprites EP」をリリース。これが長期的にチャート入りし、世間にSkrillexの名を知らしめるきっかけとなった。
2011年、「Bangarang」をリリースし、一大ヒットとなる
Skrillexは順調にキャリアを進め、2011年8月、自身のレーベル「OWSLA」の設立を発表した。このレーベルはのちにZeddやKill The Noiseなどの人気アーティストも所属することになる。そして12月21日にEP「Bangarang」をリリース。
Skrillexが現在の地位にまで上り詰めるきっかけとなったのがこのEP。全米Billboard TOP200にて初登場19位、ダンス/エレクトロニック・アルバムチャート1位など、トップDとしての地位を手に入れた。
2012年、初来日!
2012年、SkrillexはDJmagでは10位にランクインし、推定年収11億円のトップアーティスト入りを果たし、さらにグラミー賞を3部門獲得。そして11月には待望の初来日。iFLYER当時の記事はこちら。
2014年、「Reces」リリース
アルバム「Reces」はこれまでの世界観を維持しつつもAlvin RiskやG-Dragon、CLなどといったアーティストをフィーチャーし、より広いファンを獲得した。さらにDiploとのユニットJack Üを2013年に結成し、2014年「Take Ü There」をリリース。その翌年、Jack ÜはJustin Bieberとタッグを組んで「Where Are Ü Now」をリリースし、MTV最優秀コラボレーションをはじめとした様々なアワードで賞を受賞。
いじめられっ子だった幼少期、元バンドマン時代の経験を経てSkrillexは世界のダンスミュージックシーンをリードする存在になり、彼の作り出す音楽が最先端のものとなる。
デビューから6年を迎えたSkrillexの今後の動きにも要注目だ。