PROFILE : RAS G (Poo-Bah Records/Brainfeeder)
ダブやジャズ、ルーツレゲエも飲み込んだドープなビートとコズミックな世界観でユニークなサウンドを作り上げるRas G。L.A.を拠点とし、プロデューサー、DJ、自身のレーベルPoo-Bah Recordsの運営、また、Flying Lotusが主宰するレーベル”Brainfeeder”の初期メンバーの1人でもあり、(主なアーティストThundercat, Teebs, ..)”Low End Theory”にも幾度も出演。”Dublab”への関わりも深く、L.Aビートシーンの中でも際立って強烈な個性と才能を認められている。更にGilles Peterson、Benji Bと共に世界でも活躍し、Madlib、Kode9、Dabryeといった様々なジャンルのアーティスト達とステージを共にするなど、その活躍は幅広くこれまで多くの時間を音楽に費やしてきた。
2004年にBlack Monkとのスプリットシングル「Day & Night EP」で彗星の如くシーンに現れた。その作品はスモーキーヒップホップとも評され、土星からやってきたジャズマンSun Raからの影響も強く見られ、精神性の高い楽曲を構築している。ベース、リズム、サンプリングといった様々な要素が入り乱れる無秩序的なトラックを、熟考を重ねながらナンバリングしていくことによって、、アルバムという秩序ある形で、広大かつ深遠な空間を表現。2008年Ras G & The Afrikan Space Program名義にて待望のアルバム『Ghetto Sci-Fi』をリリース。アフロフューチャリズムをふんだんに散りばめた作品となっており、高い評価と共にともに受け入れられた。2014年には日本で最も黒いと言われるBLACKSMOKER RECORDSよりMIX CD『MERCURY RETRO FADED』をリリースしている。最新作としてはは2016年12月に名門Fat Beatsが送るビートシリーズ『Baker's Dozen』に満を持して参戦。
天才的なビートメイキングで独自の宇宙を求め続けているクリエイターとしてジャンルを超えたアンダーグラウンドミュージックファンにとって注目を集め続ける存在である。
http://afrikanspaceprogram.com/
≪photo by Theo Jemison≫...
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