ハロウィーンや年越しのカウントダウン、最近では元号が令和へと変わる際のカウントダウンなど、ここ数年、渋谷の路上ではアルコールに酔った人によるトラブルが続いているため、東京都渋谷区では、渋谷駅の周辺地域の路上等で飲酒を禁止するという条例を制定する方針であるという。

ハロウィーン、ワールドカップ、年越しのカウントダウン等の際に路上で酔った人々が騒ぎ、トラブルを起こしている問題が以前から懸念されていた中、昨年のハロウィーンでは酒に酔った若者が軽トラックを横転させる騒ぎなどがあり、渋谷区はいよいよその対策強化に踏み切った模様。


渋谷区では検討会を設置。13日までに、ハロウィーン等の際には渋谷の駅周辺の路上・公園といった場所における飲酒を禁止するなどの対策を盛り込んだ中間報告をまとめ、この内容を盛り込んだ条例を6月に開催される渋谷区の区議会で制定し、今年のハロウィーンに備える方針であるとのこと。また、年越しのカウントダウンについても条例の対象となるのかは、今後検討されるということだ。

金欠の若者などがクラブに遊びに行く前に、コンビニ前で景気付けに缶ビールを乾杯している光景をよく目にする渋谷の夜であるが、路上飲酒禁止条例が実際に施行されれば、条例が適用される期間中にウッカリこれをやってしまうと、逮捕される騒ぎになってしまうかもしれないので気をつけよう。