2000年代初頭、音楽を購入したくない人々が楽曲を違法ダウンロードしまくっていた、オンライン音楽著作権侵害の代表格として悪名高き P2P(ピアツーピア)ファイル共有サービス「LimeWire(ライムワイヤー)」が、なんと NFT マーケットプレイスとしてカムバックを果たしたとのことだ。

LimeWire は、主要なレコードレーベルと音楽の権利保有者によって起こされた訴訟で敗訴し、1億500万ドルの罰金が課せられたことによって12年前に事実上閉鎖となっている。

これは、良くも悪くも音楽ファンやアーティストの記憶に刻み込まれた「LimeWire」ブランドの認知度を利用しているものであるとのことで、今回はアーティストにきちんと報酬を支払える形のサービスとして、過去の悪行に対する償いをするようだ。

現在の CEO の Julian Zehetmayr は以下のように説明している。

LimeWire は、アーティストに逆らうものではなく、アーティストのためのプラットフォームとして戻ってきた。
LimeWire では、収益の大部分はアーティストに直接送られる。クリエイターと協力し、コンテンツに関して完全な柔軟性、所有権、管理を可能にする。

LimeWire の初期 NFT プラットフォームは2022年5月に発売が予定されており、現時点で50万人以上が順番待ちリストにサインアップしているとのことだ。

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