ドイツ人の女性DJとしては史上初めて、そしてこれまでに唯一Tomorrowlandのメインステージに出演。2022年には異例の3週に渡ってTomorrowlandの各ステージに出演し、Melodic House / Melodic Technoシーンを 代表するDJの一人にまで名をあげたPretty Pink
2010年代にDeep HouseのDJ / アーティストとしてデビューした彼女はフォークデュオdaughterによるDaftpunkの名曲カバー"Get Lucky"をクラブ向けにEditしSoundcloudで発表。本作はこれでに500万再生にも及ぶ人気を獲得している。
ディープハウスとテクノをミックスさせたような彼女独自の自然体でエネルギッシュなサウンドスタイルは後のMelodic House / Technoシーンでの活躍にも繋がり、デビューしてわずかの間にHousessionやSuaraといった名レーベルから次々と作品をリリース。後にはワーナー、ソニー、ユニバーサルミュージック、Armadaといったレコード会社とも契約を結ぶに至った。
Pretty Pinkはメジャー、インディペンデントを問わず、自身が良いと思えるクラブトラックを世に送り出すことを活動の使命としており、メジャーレーベルからの依頼ではArmin Van BuurenやLost Frequencies, Julian Jordan, Paul OakenfoldといったトップDJ / アーティストやポップシンガー達にRemixを提供。
その傍ら、2015年には自身のレーベルWanderlust Musicを設立し、アンダーグラウンドなシーンからの熱烈な支持も集め続けてきた。また、自身のラジオショー / パーティー と連動したレーベル"DEEP WOODS"も2020年にスタートさせており、2023年には同レーベルから最新アルバム"Born Digital"を発表した。
また、2020年にはUKを代表するダンスミュージックレーベルAnjunabeatsと契約。年に数曲のリリースを続けながらレーベルツアーにも積極的に参加しており、2022年にはレーベルの中でも選ばれたアーティストしか出演出来ない年に一度の祭典Group Therapy 450へと出演を果たした。
2022年から2023年にかけてはULTRAやEDC、Nature One、ASOT, Tomorrowlandなどを多くのフェスティバルやパーティーにも出演し続けており、現在のMelodicシーンにおけるもっとも象徴的な存在の一人と言えるだろう。