ONEMAN LIVE "Project" After Party-Special Guest Performance / eyden
ホワイト・ストライプス (The White Stripes) はアメリカのロック/ブルーズ・デュオ/バンド。アメリカ合衆国デトロイト出身。1997年にデビュー。ストロークスとともに、ガレージロック・リバイバルのバンドとして有名である。バンド名の由来は赤に白い縞の入ったペパーミント・キャンディから。2011年2月に解散を発表した。
メンバー
ジャック・ホワイト (Jack White、男性、1975年7月9日 - ) ボーカル、ギター、オルガン、ピアノ、マリンバ
メグ・ホワイト (Meg White、女性、1974年12月10日 - ) ドラムス、ボーカル
音楽性
ジャック&メグ・ホワイトによるパンク・ロック、ブルーズ、カントリー・ミュージックをベースにしたガレージロック。ギターとドラムというロックバンドとして最小と言える構成だが、それを感じさせない激しいロックンロールを奏でる。作詞作曲はジャック・ホワイトが行っている。バンドのイメージカラーは赤・白・黒の3色であるが、これはメグ・ホワイトの好きなペパーミント・キャンディからインスピレーションを受けたもので、ジャックによれば「ナチからコカ・コーラまで通じる、最も強力な色の組み合わせ」であり、アルバムのジャケットやメンバーの衣装でもこれらの色が使用されている。
音の柱も原則的にボーカル・ギター・ドラムの3種で構成されている。しかしながら、ジャックはギター以外にオルガンやピアノ、マリンバなども演奏し、特に『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』ではそれだけにとどまらない懐の深い音楽性を垣間見せている。対照的にメグのドラミングスタイルは非常にシンプルなもので、そのために彼女のドラマーとしての能力はしばしばファンの間でも議論となる(映画『スクール・オブ・ロック』でもネタにされている)。インタビューなどでほとんど喋らないことともあいまって、一部で「メグは実はロボットではないか」と囁かれたこともある。
経歴
1997年、デトロイトにて姉弟デュオとしてデビュー。インディー・ロックシーンにてスリーター・キニーなどと行動を共にする。1999年、インディースで1stアルバム『ザ・ホワイト・ストライプス』をリリース。2000年には2ndアルバム『デ・ステイル』をリリース。
2001年、メジャーに移籍し3rdアルバム『ホワイト・ブラッド・セルズ』をリリース。まずイギリスで人気が広がり、やがてアメリカでもガレージロック・リバイバルの旗手として名を馳せる。レゴブロックを用いた「フェル・イン・ラブ・ウィズ・ア・ガール」 (Fell in Love with a Girl)のプロモーションビデオも話題となった。2002年にフジ・ロック・フェスティバル出演のため来日。
2003年、4thアルバム『エレファント』をリリース。初の単独来日公演を行う。ジャック・ホワイトは同年のRolling Stone誌で"The 100 Greatest Guitarists of All Time"の17位に選出される。2004年には「セブン・ネイション・アーミー」 (Seven Nation Army)でグラミー賞べスト・ロック・ソング賞(この曲は、サッカーW杯2006年ドイツ大会にて、優勝したイタリアチームが決勝戦終了後に合唱したことでも有名)、『エレファント』でベスト・オルタナティブ・ロック・アルバム賞を受賞するなど、21世紀の初頭における最重要バンドの一つとしての地位を確固たるものとした。同年には再びフジ・ロック・フェスティバル出演のため来日している。
2005年6月、イギリスのグラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival) にヘッドライナーとして出演する。7月、5thアルバム『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』をリリース。
2006年に『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』で再びグラミー賞ベスト・オルタナティブ・ロック・アルバム賞受賞。同年1月に2度目の単独来日公演を行った。
2007年3月、ホームページにて6thアルバム「Icky Thump」を発表。リリースは6月27日。
2011年2月2日、ホームページにてバンドの解散を発表。