日本人はもとより、多くの外国人客が集まるカジュアルなバーとして人気の、渋谷「Yen Bar」。

道玄坂裏の小道にある同店は、渋谷シティホテルや東急百貨店から徒歩5分と非常に便のいいロケーション。元々は同じく渋谷の公園通りにて1999年、東京のバーシーンの重鎮である小野達磨氏がオープンしたお店だ。

オープンから14年、多くの常連客・グループに愛され続けており、外国人の英語教師や日本のロックバンドメンバーなど、ユニークなグループに鉢合わせすることも珍しくない。

小野氏は若いスタッフたちと共に、「Yen Bar」という店を居心地がよくフレンドリーで、気軽に立ち寄れる場として育ててきた。友人たちと仕事の後、渋谷で一杯飲みたいときなどには本当にうってつけである。

ドリンクとフードは300円〜800円程度とリーズナブル。フードは枝豆やスナック、ポテトフライなどの定番おつまみのほか、小野氏の「本日の一皿」は本格的な料理が多く、隠れファンも多いとか。ドリンクはブラッディ・メアリーが人気のほか、お店のスペシャリティである梅酒のサワー割もおすすめ。ロック全般から50s〜80sのヒット曲、ブルース、ジャズまで、いつもグッドチョイスのBGMと共に楽しみたい。

店内は広すぎず狭すぎずの丁度いい大きさ。カウンター席のほかにテーブル席、さらにソファ席、ダーツマシンも。恋人とゆったり過ごすもよし、1人で常連客やスタッフとの会話を楽しむもよし、友人とダーツでわいわいやるもよしと、懐の深いバー「Yen Bar」。渋谷のナイトライフには欠かせないお店の1つだ。