7月2日にメジャーデビューアルバム『NEW YANKEE』をリリースするラッパー・ANARCHYがリリース直後となる7月5日よりドキュメンタリー映画「DANCHI NO YUME」が渋谷にて公開される事が発表された。
「DANCHI NO YUME」は2007年から2008年にかけてニューヨークの撮影クルーが京都に住み込み、アナーキーに密着して撮影された作品。親しいアーティストや友人、さらには実父による証言を交えながら、アーティスト・アナーキーの内面に迫る内容となっている。
特筆すべきはほぼ全編をアナーキーの出身地である京都の公営団地「向島ニュータウン」にて収録している点。予告編で「社会から見放された」と形容され、本編内でも登場人物たちが口々に「何も無い」と語る同地から仲間と共にヒップホップを通じ這い上がろうとするアナーキーの姿は、彼がavexとのメジャー契約を勝ち取った今、一層印象に残る。
撮影期間はANARCHYにとって2枚目のアルバムである『Dream and Drama』の制作~プロモーションと重なっており、レコーディングの風景や東京初となった原宿アストロホールでのライブの模様も収められている。