イベント名、バンド名共にロックな名前だが、何処かキュートでカッコイイ!パンク、オルタナ、ガレージなどの要素を吸収したジャンクでロックな "ディスコパンク"サウンドが特徴のWho the Bitch。ヴォーカルとベースを担当するNao★が出る瞬間に「who the fuck vol.17 よろしく!!!」と叫びライブはスタート。

1曲目は「ベクトル」でファンたちが熱くなり大声で叫び、Nao★と ehiは一見小柄だが大きなエネルギーでファンたちを包み込む。最初からクラウドサーフィング・ステージダイビングと激しいモッシュをし、下北沢Gardenに集まったファンと二人のエネルギーが混合してに会場全体を包んだ。続いて「Telephone」や 「Stand Up」を演奏し、10月15日に発売する2ndアルバム「MUSIC」から「アルゴリズム」を続けてプレイ。メロディックな曲でファンたちが静かに音楽をただただ聞きこんでいた。ehi と Nao★のオンステージである今回は、今までに見た事が無いほどお互いの存在を確かめ合い、感じ合っている印象で、ファンたちに向けて微笑む二人は素晴らしいアーティストであると再実感した。

セットがロックンロール調になり、いよいよステージは最高潮に!新曲「TOKIO」など新しいアルバム曲のパフォーマンスが次々と繰り広げられ、ファンたちは大盛り上がり。独特なコミュニティの一員であるWtBのファンたちはハードコアな方が多く、遠くから会場に詰め掛けた方が多かった。ライブ前と後に、WtBファンたちと話したが、皆優しく素敵な人ばかりで、皆とてもフレンドリーだった。

ステージもアンコール後に二人が最高の笑顔でバックヤードから出て来て、ファンと楽しそうに話したり、サインをしたり、まるで昔の友達と会っているような雰囲気だった。Who the Bitchの持つエネルギーそして、魅力的なステージングを皆にも感じて欲しい。2ndフルアルバムは『MUSIC』10月15日に発売、ワンマンツアーも順次決定中。

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