今作アルバムに収録されるリミックスは全6曲。世界DJランキングにおいてトップ10の常連である超人気DJであり、クラブ・シーンでのヒット曲はもちろん、Rihannaの「Right Now」やBritney Spearsの「It Should Be Easy」をプロデュースするなど、世界のトッププロデューサーであるNicky Romeroが、EXILEの代表曲である「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」をメロディアスかつダイナミックな音使いでハイグルーヴなEDMリミックスへと昇華している。その他にも、Flo Ridaの「Good Feeling」のリミックスで知られる Sick Individuals が「No Limit」を壮大なエレクロリック・サウンドに、世界最大のEDMフェス“TOMORROWLAND”のレジデントDJを務める Yves V が「ALL NIGHT LONG」をシンセサイザー全開のぶち上げリミックスへと、それぞれが世界の最先端サウンドへと仕上がっている。
EXILEは2012年にリリースした「ALL NIGHT LONG」より、本格的なEDMサウンドを取り入れ、EDMとJ-POPを融合させた楽曲を発表してきた。そして今作アルバムでは、それらの楽曲を、クラブ仕様の完全なるEDMサウンドへと生まれ変わらせた。そこには、遥かなる世界を見据えたEXILEの強い想いが込められている。
今や世界的なヒット曲の多くは、クラブ・シーンから生まれている。クラブのフロアで盛り上がる人気曲をラジオ局がフックアップし、やがてビルボードのチャートにランクインしていく、そんな流れが主流となっている世界の音楽シーンに向けて、EXILEの原点でもあるクラブ・サウンドを発信していく。それは、新たな扉を開いた第四章 新生EXILEにとって、非常に重要な意味を持つ挑戦なのである。
『EXILE REMIX』の全貌公開に合わせて、リミックスCD用のジャケット写真も同時に公開された。こちらのデザインもレディ・ガガのスタイリストとして活躍されたニコラ・フォルミケッティによるアートクリエイティブによるもので、メインアーティストとは対極に白ベースに黒いクリスタルを散りばめアルバム・タイトル『19』を形成している。