便利な世の中です。ちょっとググれば知らない音楽でもすぐに分かる。なんならデジタル音源サイトに誘導してくれる。マニアックな再発盤も盛んだから、パッケージや音質にこだわる方はCDで入手することが可能。今回紹介するLPレコードはCD化もされておらず、勿論デジタル音源でも入手不可能な5枚です。超レアか、というと実はそうでもないのですよ。

「Mary Lou Williams and Her Friends/Music for Peace」(MARY)

黒人ピアニスト、メリー・ルー・ウイリアムスによる自主盤。平和と解放への願い。ゴスペルやソウル・ジャズ、スピリチュアルと内容は多岐に渡りますが、最高傑作には間違いないです。こんな時代だからこそ刺さりますね...。

「Bobby Hutton/Pieces of the Action」(ABC)

NYが本拠地の名門レーベルからの名盤なんですけどねぇ。なぜCD化されないのか不思議...。収録曲『Can’t get enoough of your love』は入手した時から20年、ずっとプレイし続けています。心が震えるようなエバーグリーン名曲。突然ハイレゾ配信とかで出ないかなー。

「Bryce Rohde Quartet/Straight Ahead!」(CBS CORNET)

オーストラリアのピアニストのリーダー作。ベリー・モーダルな『Opus 5』を収録。最近は特にラウンジでプレイする機会も増えたのでこういったタイプのジャズも買える。<誰これ?>率も非常に高い、つまり魅力的ってことです。

「Freeway/ST」(NEW BARN)

カナダのディスコ・ファンクなバンドですが、いまみんなが一番探しているのが多分これ。年代なのかシンセドラムも使っているみたいでいなたさもあるんだけど、圧倒的にタイトル曲がいい。フロアキラーでどかどか湧かせてます。

「Jimmy Davis and Norma Lee/The Girl From Ipanema」(WYNCOTE)

ノーマ・リーという女性シンガーの曲は音源サイトで見かけるんだけど。一時ジャイルス・ピーターソンのフェイバリット盤として有名になったレコードですが未だCD化は無し。こういう場合は権利元が倒産して原盤がどこかに行っちゃったというケースが多いです。私はとあるCDの日本盤再発を企み、本人の遺族までたどり着きマスターテープを発掘したことがあります。
 
須永辰緒のDJ30周年を祝し、クレイジーケンバンド、エゴラッピン、吉田類、大沢伸一他、総勢50組が集結!! 

11/27(金)東京・ageHaにて、レコード番長「須永辰緒」のDJ30周年を祝した、盛大なパーティーが開催!!

1985年より日本のクラブ・シーンの第一線に立ち続け、欧州からアジアまで海外公演も多数行う「レコード番長」こと、DJ須永辰緒。その長い歴史の中で、これまで共に活躍してきたゆかりの深いアーティスト総勢50組が、30周年をお祝いする。

主な出演者は「クレイジーケンバンド」「エゴラッピン」「大沢伸一」「沖野修也」「小西康陽」「高木完」「田中知之(FPM)」「MURO」「Zeebra」など。また、ショーダンサー、ドラァグ・クイーンが会場を彩り、”酒場放浪記”でお馴染みの「吉田類」もトークショーで参加する。

さらに来場者には「nano・universe特製エコバッグ(先着500名様)」と、「STARBUCKS®ボトル缶コーヒー」をプレゼント!この内容で、前売料金¥3,500というお祝い価格になっている。チケットは限定2,000枚で、ローソンチケットやHMV渋谷店の他にも、「HYSTERIC GLAMOURコラボTシャツ」や、「Amadana Musicレコードプレイヤー」とのお得なセット販売もある。
 

日本のトップDJ達が繰り広げる最大級の”お祝い”パーティーで、プレミアムな夜を遊び尽くそう!!