iFLYERの2016年に期待すべきアルバム・EP特集記事にも選出していたEric Prydz『Opus』が2月6日についにリリースされた。
これは彼の20年にも及ぶ長歴のキャリアに基づいた19曲のデビューアーティストアルバムとなっている。
リリースした当日は以前Major LazerGhastlyも参加したファン質問回答サービスAMAに参加したので、そこでわかった8つのEric Prydz Opus事情を紹介する。



1 みな「Magnum Opus」という昔の楽曲に関連してアルバムをOpusにしていると思いきや、「Opus」という収録曲に基づくものであったこと。

2 別名儀でもあるTonja Holmaは、2016年にもっと登場し活躍するカムバック宣言!
 


3 いつも彼の各セットはそのときの身に任せている。よって、IDなどの公開のタイミングもそのときセットでの気持ちやフィーリングによる。
しかし、EDCなどの大型フェスでは必ず新曲を組み込むように心がけている。

4 Epic 4.0 Showsは、昔のEpic Showsとひと味変わり、3時間ではなく2時間ながらも、音楽的かつビジュアル的にとてもユニークであり、一つ一つに力を入れている。よって各Epic 4.0 Showはすべて違う体験となる。

5 Eric Prydzの最も尊敬するアーティストはJesper Dahlback。また自分の幼少期から故郷スウェーデンで聞いていたテクノアーティストとしてAdam Beyer、Joel Mull、Thomas Krome、Cari Lekebuschなどを毎週のようにクラブで聞いていたエピソードも明かした。
 


6 好きな会場は、イギリスにある暗い産業的なウェアハウス。例えばマンチェスターにあるWarehouse Project。
 

7 トラックの成功性はすべてタイミング次第。80%の割合でその瞬間にその観客に合ったタイミングで公開されることが鍵だという。
例として「Pjanoo」を初めて公開したときは反応が薄かったため2年間プレイしなかったが、その後クラブで公開したときに、それがYoutubeにアップされ、このトラックは名曲に。このようにタイミングが重要だと話す。
 


8 今回のアルバムの収録曲の候補は何百もあり、最終的にマネージャーとともに30曲までに絞り、さらに最終となる19曲を厳選。
そのうち「Liberate」「Everyday」「Generate」「Opus」は絶対に収録されるべきと確信があり、残りの候補曲の選択が困難であったと話している。