Krewellaといえばアルバムでの「Alive」や「Enjoy The Ride」が大ヒット曲としてKrewellaらしいサウンドを確立してきた。
 


しかし、昨年2015年は、フォーブズ誌による最も注目すべき30歳以下の30人に選出されながらも、音楽面では、Rainmanの解散騒動や「Somewhere To Run」の1曲のみのリリースとなり、暗黙が漂うこともあった。
 


しかし、その力強い歌詞とパワフルでインパクトありのプロデュースによる音の運び方は、今回の新曲「Beggars」でも健在だ。イギリスのデュオDiskordとのコラボ曲であり、Krewellaも思い入れが強く、このようにコメント。
 


この曲は、私たちと3年もの月日の冒険を歩んできた。2013年ロサンゼルスにいるときに書き始めた曲で、2014年オーストラリアで付け足しをしたのち、2015年には一度諦めかけた一曲でもあった。でも時の流れと共に、この曲は、私たちの元から、イギリスのデュオDiskordの元へと渡った。JamesとEdの二人がいなければ、この楽曲は、これほどピュアで素直なフィアスさを持つことはなかった。
Krewファンの皆待ってくれてありがとう。この曲により、皆が元気とパワーをもらえたら嬉しいよ。


またなんとこの新曲は、単なるリリースではなく、Krewellaの今年中にリリース予定のEP Ammunitionの最初のシングルである事もわかった。5月20日に発売される、このEPは、エモーショナルな2015年振り返りビデオでも発表された。そのビデオは、Yazmineの視点からであり、高校生活とKrewellaの活動の両立によるグループからの脱退危機や19歳からの芸能活動の葛藤など一つ一つ振り返っており、今回のEPに対する力強いメッセージはこちら。

私は姉によくすべての出来事を覚えていると言われる。それは、良いことも悪いことも記憶に残してしまい、たまに忘れられたら良いのにって思う。

18歳の時には、まだ高校生でもあった私は努力が足らず、Krewellaから追い出された危機もあった。19歳の時は、テキサス州・ダラスで初の大勢の観客の前でのコンサートであり、出番の前から観客からのKrewellaコールは一生忘れない。20歳の時は、世界中をツアーし、オーストラリアのツアーの時は、もう制覇したような気分であり、あとは更に上へと進むだけだと思っていた矢先、私の大切な人がまた再び薬物に手を出してしまった。

そして21歳の時は、絶対忘れることのないKrewellaにとってショッキングな出来事があった。それは、EDC Las Vegasからの帰りの車でJahanに来た電話であり、それによりKrewellaは私たち2人だけでの活動になることが告げられた。そして、22歳。困惑、心配、喪失などがある中、私自身がハングリー精神で、前むきで、自信のある女子である自覚であるということを取り戻せたのは、ファンの存在であった。あなたたちのサポートがあり、まだ私たちは、ファンのために曲を書いている。そして、このスランプの時に生まれた楽曲をここまで待ってくれたことを感謝する。

まだSXSWに出演したり、今最もR&B界で注目されているGallantともハングアウトしていることから、EPのコラボレーターにも要注目だ!