今回初めて、日本にHarrisonショーをデビューさせたイギリス発のプロデューサーHarrison
今回は、札幌とELE TOKYOの2公演を実現した彼に、東京公演のデビューという大きなイベントの前に、iFLYER独占でHarrisonにインタビュー!ヴォーカリストとプロデューサーという彼のこれまでの経歴や今後について色々聞いてみました!

Harrisonショーの東京デビューおめでとうございます!これは、どのような経緯で実現したの?

ありがとう。東京でプレイできるのを本当に光栄に思っているよ。常にできるだけ、僕のことを期待してくれる多くの場所に足を運ぶことを心がけていて、今回のアジアツアーの一環として東京はぴったりのフィットだったよ。東京のみんなが2016年度で一番の金曜日のナイトアウトと思えるような日にしたいと思っている。とても、楽しみだし、日本にいるファンと会えるのが何よりも嬉しい。

あなたは、世界中をツアーしてきたけれど、その中でも一番の音楽フェスティバルとクラブを教えて!

多分一番の音楽フェスティバルは、南アメリカのH2Oフェスティバルだね。とにかくエネルギーがすごくて、印象に残った経験だったよ。

その上、Juicy Mとのコラボ曲「LA Girls」を初めて公の場でプレイしたフェスティバルでもあったから、特に印象に残っている。

(Harrison出演のh2o Festivalの様子は以下から)
 

クラブだと、ロンドンのMinistry Of Soundか台湾のMystかな。まず、Ministry Of Soundに関しては、ロンドンのクラブだし、ロンドンは自分の故郷でもあるから、ホームでプレイできるのは嬉しいことだよ。あと台湾のMystは、最高だよ。世界中の点在する様々なフェスティバルやクラブは独自のスタイルによって、一つ一つのショーやフェスの魅力を引き出すから、毎回楽しんでいるよ。
 


生まれも育ちもイギリスという観点から、故郷のクラブやフェスティバルが音楽への道を選ぶきっかけとなったと思う?
そうだね。故郷に限らないけど、TomorrowlandやUltraといった大型のフェスティバルは、ずっと前からの僕の夢で。実際にTomorrowlandに行って、ステージに立つ友達の姿を見て、これは僕が一生歩みたい目標であり、キャリアであると再認識したよ。
 


あなたのこれまでの作品のロスターは、ヴォーカリストかつプロデューサーという多才な才能を発揮していることを存分に表している。このように、多方面で活躍するまでに至ったのは、どのようなきっかけで?
まず、歌うことから、すべてが始まった。そして、ある日から、自分のヴォーカルがエレクトロニックミュージック系のトラックに使われるようになってから、EDMにハマりだしたの。そこをきっかけに、自分のキャリアの軸もポップからエレクトロニックに変わったの。この音楽業界で自分のヴォーカルが使用されたことにより、DJとしてのキャリアやライブパフォーマーとしてのキャリアに目覚め、輝かしい目標となった。あと、そもそも音楽に影響を受けたインフルエンサーとしては、EminemとNoel Gallagherが強いかな。

フェスシーズンの到来となると、やはりプレイリストも更新したくなる!今Harrisonがハマっている3曲を教えて!
「Sit Down」や「The Wave」をかけるのは、とても楽しいし、好きなトラックだよ。あとは、Eminemの「The Real Slim Shady」のBootlegを作ったんだけど、それもお気に入り。この3曲には要注目だね!
 
 


HardwellやSteve Aokiなどビッグネームと一緒にコラボレーションを成し遂げた中で、一番好きなプロジェクトとは?また今後コラボレーションしてみたいアーティストはいますか?
すべてのコラボレーションプロジェクトは印象に残っているし、最高な経験だっけれど、やはりこの音楽業界での自分のキャリアを後押ししたのは、「Ain’t A Party」「Sally」「The Wave」の3曲だから、それぞれの共演者であったDavid Guetta、HardwellとVINAIの3人とのプロジェクトはかなり大きかったね。でも、そのほかにもコラボレーションをしたアーティストともすごく楽しめたし、光栄だったよ。

将来のコラボレーションとしては、Calvin Harrisと実現してみたいな。自分の中では、夢のようなコラボレーションだけどね!

過去に、ロック・アンド・ロールというジャンルが自分の音を影響してきたと話しているけれど、それはどのように?
そうなの。僕のトラックはすべて、楽器のギターによってインスピレーションを受けているの。だから常に、僕のトラックは、ロック・ポップ調からエレクロニックに変化していくような流れを取ることを自分のスタイルとして確立している。僕の真のパッションはロック・アンド・ロールだから、そのエッジさをエレクトロニックミュージックと融合して表現できることを嬉しく思うよ。

自分がこの業界で達成感を初めて覚えたのはいつ?
多分、一番最初に達成感を味わったのは、David Guettaとの「Ain’t A Party」だね。このトラックがなければ、これだけの注目を浴びることはなかっただろうし、今僕がキャリア上に立つ段階まで上り詰めることはなかっただろうし、音楽ジャンル的にも、ポップやロックなど違う道を歩んでいたと思う。あとは、今年に入り、Juicy Mとのコラボ曲「LA Girls」は、僕がプロデューサーとしてのクレジットが表記される初の公式Harrisonトラックだから、そのリリースも大きな一歩となったね。
 


Eminemは、あなたのインスピレーションの一つと聞きましたが、それはどのような意味でインスピレーションを受けたの?
僕は、小さい頃から、Eminemを聞きながら育った。彼の即座にリリックを作詞できるスピード力、トラックをフォーマット化するスタイルやこの厳しい音楽業界で長年活躍してきたキャリア歴など、いろいろな面でかなりは、本当にクールなアーティストだよ。
 


すでに、世界中をツアーし、ヴォーカリストそして、プロデューサーとしてのキャリアをバランスしていること自体大きなチャレンジだが、今後挑戦してみたいことはある?
ツアーなどでもっと世界中を回るようになったら、その国々でもっと募金活動などをしたいね。そして、自分の収益の一部も寄付金としたいね。

2016年のHarrisonに期待することは?
もっとアジアでのショーが増えていくし、Harrisonの新曲も近々リリース予定だから、お楽しみに!

Eminemの名曲のHarrison Bootlegなど今年さらなるHarrison新曲は間違いなく期待できる!そして、本人もアジアに戻ってくると言っていることからも、今年もHarrisonに注目だ!