国際音楽サミット(通称:IMS International Music Summit)は、毎年各地で開催され、今年のイビザ島での開催にあたり、統計が発表された。
統計は、音楽のジャンルや音楽の人気に関する様々な数値をまとめているが、その中で興味深いデータが判明した。



何と、Beatport上で最も人気のジャンルがテクノであることがわかったのだ。
2015年のBeatportの売り上げランキングで上位を占めたジャンルは、テック・ハウスだったものの、今年はテクノが急上昇。
2014年以来は、ドラム・アンド・ベースも成長を見せ、プログレシッヴ・ハウスとトランスを抜いた。

その他にも、ダンスミュージック業界でのアジア市場の確実な成長やアメリカで年ごとに成長を見せる唯一のイベントがエレクトロニックダンスミュージックのイベントであることなど興味深いデータが発表された。

ここで、ハイライトデータを紹介。音楽業界の裏で活躍する人々からの目線でわかる動く音楽市場の以外な事実が次々と判明。

Spotifyのストリーミング統計を独占したのは、Major Lazer & DJ Snake、KygoやRobin Schulzなどエレクトロニックアーティスト


2009年以来、グーグルの検索エンジンで検索数が著しく成長しているジャンルは、エレクトロニックミュージックだけ


Kygoの偉大な成長力:2015年だけで、Kygoは、日々7000人のソーシャルメディアのファンを増加し続けた

アジアのクラブの世界進出:2016年のDJ Mag Top 100のうち4つのクラブは中国のクラブ


ヨーロッパの人口のうち7人に1人はダンスミュージックイベントに参加:スペイン、イギリス、オランダの順で人気、イギリスが最もお金をかけることが判明


2016年だけで、キューバ、ベトナム、パナマ、ボラカイ島などダンスフェスティバルの市場も拡大

エレクトロニックミュージックのグローバルインパクトは、およす71億ドル



去年のシンガポールでのサミットでわかったことは、こちらをチェックしよう!