Drakeは「いま最も勢いに乗っているラッパー」だ。今週の全米アルバム・チャート、Billboard 200は、Drakeの『Views』が5週連続で1位を獲得した。シングル・チャート「Hot 100」もDrake「One Dance」がトップを飾った。さらにSpotify上で最もストリーミングされたアーティストとしてJustin Bibeberの記録を打ち破るほどの実力者。

楽曲や発言が話題になることが多いDrakeだが、ここ最近は特に目立っている様子で、Drakeという名前を最近知った方も多いのでは?これからますます人気を集めていくであろうDrakeについてさらに知ってもらうために、Drakeを徹底解剖する。

Drakeとは?

Drakeはカナダ出身のラッパーである。もともとは俳優として活動しており、カナダの人気学園ドラマに7シーズン連続で出演していた。今年で俳優デビューから15年、ラッパーデビューからは10年が経つ。ラッパーとしての盟友にはLil Wayne、Eminemなどがおり、3人が参加した「Forever」は大ヒットとなった。それ以外にも数々のヒットを生み出し、ラッパーとしての名声、実力はトップクラスのものとなった。

「Hotline Bling」のMVは再生回数が7億回超え!

昨年リリースされた「Hotline Bling」。この曲で彼を知った人もいるはず。この曲のMVでDrakeがダンスをしている姿がネットで「古くさい」とネタにされていたが、それが大きな反響を呼び、Youtubeでは7億回以上の再生回数を叩き出した。そんな「Hotline Bling」をDJやアーティストがこぞってプレイ。クラブやフェスでの定番曲の1つに仲間入りした。
 


Rihannaの元カレ!


Drakeは2014年までにRihnannaと数度にわたって交際、破局を繰り返ししており、仲睦まじい様子が何度もスクープされていた。破局から約1年半経った2016年にRihannaのアルバム「ANTI」に収録されている「Work」でデュエットし、一大ヒットとなった。その後、復縁の噂が立っていたが実現せず。

OVO Soundsのボスとしても大活躍!

Drakeは自身のレーベル「OVO Sounds」で楽曲をリリースしている。OVOのアパレル展開も行っており、Drakeを意味するキャラクターでありOVOのマスコットでもあるフクロウがプリントされたグッズも販売されている。
 

OVOとAir Jordanのコラボモデルも発売されており、ファッションフリークたちも注目のレーベルとなっている。

さらにOVOはレーベルのイベントして「OVO Festival」を開催しており、過去にはPharrell WilliamsやSnoop Dogg、Nicki Minajらが参加しており、Drakeの幅広い交友関係が伺うことができる。


発言や交際関係が話題に!

名声ともに大きな力を持っているDrakeは発言や人間関係が話題になることもしばしば。過去にはラッパーのMeek MillがDrakenに対するディス(批判すること)をツイートし、そのやりとりが話題になった。Drakeは批判に対してのアンサーソングとして「Charge Up」と「Back To Back」をリリース。
 

その曲に対してMeek Millが動き出す前にDrakeとの交友があるアーティストたちがDrakeを擁護し始め、騒動は自然消滅に終わった。さらにDrakeはアンサーソングをiTunesで販売し、このやりとりをビジネスにまで仕上げてしまった。

一連の騒動の発端となったMeek Millの交際相手はNicki Minajであるのだが、Nicki MinajとDrakeは以前に交際関係にあり、その後もレーベルメイトとして交友を深めていた。Drakeは仕事相手としても仲間が多く、1人の人間としても幅広い交際関係を築いてた。



以上のように、Drakeは俳優としてキャリアを積み上げ、ラッパーとして確固たる名声を手にした。業界に幅広い仲間を持ち、そしてスター性に惹かれる女性も多い。ヒット作を量産するDrakeの今後の活動にも注目してほしい。