【HITO Interviews】
・DJキャリアを海外からスタートされたとお聞きしておりますがDJを始めたきっかけを教えていただけますか?
初めてのDJは、ベルリンのMariaというクラブで、お友達のライブアクトのアフターショーパーティーでした。ちょっとノリでやったら、すごく受けたんです。その日が全ての始まりですね。。それから、生きる為にやらざるを得なかったんです。今思うと、DJとはわたしにとってギフトと言うか。。
・現在はPC,CDJなどの様々な機器でDJできますが、何故アナログでのプレイを選んでいるのですか?
まず始めたのがvinylで、まだやってる訳ですから、時代遅れと言えるかも知れませんね。笑。ただ、わたしにとって一番やりやすいと言うか、使いやすいと言うか。あまり特別なこだわりも無いんですけど、やっぱり安心してプレイ出来るのはvinylですね!
・日本酒を世界に広めるEnter.sakeのレジデントとなって4シーズンになりますが海外の人の日本酒に対する反応や変化などを感じますか?
1年目は昨日の事のように鮮明に覚えています。当時はイビサ島でも初めての試みで、Sake barでredbull wotcka を注文しているのを聞いた時には呆れてしまうような状態でした。4シーズンを終えて、今やENTER.Sakeは世界のブランドとなりました。electric musicとSakeのコラボは、年齢層や職種に関係なく、行く先々で人々を魅了し、また新たなる挑戦、出会いを繰り返しています。音楽や日本酒を通しての交流は、国籍やカルチャーを超えた、何か私たちに共通するオーガニックな部分で、素晴らしいコミュニケーションが生まれていると思います。
・世界中でDJプレイをして日本と世界との違いを感じますか?
日本と世界と言うよりは、それぞれのパーティースタイル、イベントやフェスの内容によって異なっていると思います。同じギリシャでも、ベニューやプロモーターさんによっても、全然違う雰囲気ですし、スケールも違います。
わたしはヨーロッパを中心にツアーをしていますが、今までツアーして感じてきたことは、都会や先進諸国よりも、元社会主義国や、政治的に少し問題を抱えているような若者たちの方が、どこか元気があると思うんです。彼らはテクノの爆音に感謝し、まるでセレブレーションするように全身で受け止めています。私たちDJ、そこにある音と一体化するというか。こちらまで感謝し、喜びで満ちてきます。最高の瞬間ですね。その時のフロアの高ぶりは、全世界のどこのフロアでも共通するところだと思います。
・世界中を飛び回り多忙なHITOさんですがリフレッシュ, ストレス解消していることをお教え下さい。
リフレッシュは、ジム!あとはマッサージやスパですねー!日本に帰ったら出来るだけ温泉に行くようにしていますし、オフタイムは音楽は聴か無かったりと、しっかり緊張と緩和の時間を分けています。
・ALL TIME BESTな曲は?
Spastik - Plastikman (Dubfire rework)
Grindhouse (Dubfire Terror planet remix) - Radio Slave
・YOUAREHEREにむけての意気込みをお願いします。
海外でもお世話になっているOnziemeのみなさん、Jam sake bar, Sookuu のみなさん、また大阪のDJのみなさん、関西エリアのお友達と、わたしが世界で展開するDJを、そのままのカタチで分かち合える時間となります様に、テクノを奏でたいと思います。YOUAREHEREの1周年のアニバーサリーでもあり、またOnziemeさんの最後の期間ですので、素敵な時間にしたいと思います。お誘いいただき本当にありがとうございます❣みなさんとお会いするのを心より楽しみにしています❣
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