「Same Drugs」は、第59回グラミー賞でベストラップアルバムにノミネートされた『Coloring Book』に含まれる楽曲。

ミュージックビデオの中では、グランドピアノを弾く本人の隣に人形が座っており、Chanceのツアーでも登場した。
サビでは、この人形と掛け合いながら一緒に歌い出すという、何とも愛らしく笑みが溢れる映像だ。

この曲は「ピーターパン」をコンセプトに、大人になる悲しさを「いつ変わってしまったの?」とChanceは語りかけるように歌い始める。
本人曰く「ドラッグについて書いた歌ではない」そうだ。
歌詞の中にある”We don't do the same drugs no more,"は、言い換えれば"We don't do pixie dust to fly no more."であろう。
幼少期のように素直で「妖精のように飛べる」と思っていた時代を懐かしんでいると捉えられる。
子供時代をドラッグに例える秀逸さは、Chanceならではの表現だ。

また、Chance the Rapperは第59回グラミー賞で合計7つの賞にノミネートされている。
2月12日に、ロサンゼルスで開催されるグラミー賞授賞式でパフォーマンスを行うことも決定している。

現在、このミュージックビデオはYouTubeで視聴可能。要チェック!