「Call On Me」が世界的に大ヒットしたことで有名なスウェーデン、ストックホルム出身のDJ、プロデューサーEric Prydz。5年前にEric Prydzはロンドンのアレクサンドラ・パレスでショーを開催し、1万人を動員した。それが「EPIC」というシリーズだった。この「EPIC」ではライティングやサウンドに強いこだわりを持ち、ステージ設計も毎回工夫をこらしており、オーディエンスは視覚と聴覚をフルに使い音楽に没入できる。
その「EPIC」が2017年、ホログラムなど最新テクノロジーを採用した「EPIC 5.0」としてシリーズを始動することを昨年アナウンスしていた。
 
 

そして先週末、イギリスの大型フェスティバルCreamfieldsが主催するイベント「Steel Yard」で過去最大規模となるショーが初披露された。ファンが撮った映像を見るとその圧倒的な演出はシリーズ史上最高の演出と言えるだろう。Eric Prydz、そして彼の技術チームによる芸術とも呼べるこのシリーズは必見。

Eric Prydz - presents Epic 5.0, Steel Yard London 2017
 

ZEDDやRichie Hawtinのように音楽と映像による視覚の融合によるステージ演出に凝るアーティストは多い。今後も最新テクノロジーの発達により、ステージ演出も多様化していくだろう。