2017年も間もなく半分が終わろうとしている。2017年はすでに名曲が多数リリースされ、ダンスミュージックがBillboardのTOP100やSpotifyバイラルチャートなどのチャートに続々とランクインしていた。今回は「2017年のベストソング:エレクトロ編」として5曲をピックアップ!

Zedd, Alessia Cara - Stay

ZeddAlessia Caraという、予想外の組み合わせで楽曲がリリースされることが渋谷スクランブル交差点の電光掲示板で発表された時は世界中がざわついた。Alessia Caraが加わったことで良い意味で"いつものZeddではない"楽曲になった。現代のエレクトロミュージックのトレンドの動向を感じられる。
iFLYERでは4月の来日時にZeddにインタビューを敢行!その全容はこちらをチェック!

Axwell /\ Ingrosso - More Than You Know

一斉を風靡し、いまでもエレクトロ界の伝説的ユニットとされているSwedish House Mafiaの元メンバー2人からなるAxwell /\ Ingrossoの最新アルバム「More Than You Know」の表題曲。これまでのAxwell /\ Ingrossoの楽曲からは予想すらし得なかったTrap調のハーフテンポの楽曲。メロディーラインはAxwell /\ Ingrossoそのものだが、曲の核となる部分をトレンディーなアレンジに仕上げた、挑戦的な一曲。
Axwellが率いるレーベル「Axtone」は渋谷Camelot大阪Jouleの2箇所で「Axtone Night」を開催。さらにAxwell /\ Ingrossoもサマソニの出演が決まっており、今年はファンにとっては忙しい夏になりそうだ。

Kygo, Selena Gomez - It Ain't Me

トロピカルハウスの貴公子、KygoとポップシンガーSelena Gomezがタッグを組んだ楽曲。リリース直後から反響は良く、Kygoの新たなアンセムソングとなった。Selena Gomezがプロデューサーが勤め、Netflixで配信されているドラマ"13 Reasons Why"のストーリーと「It AIn't Me」の歌詞がリンクする部分があるのも話題になっている。
Kygoは9月のULTRA JAPANに出演予定。昨年に引き続き、トロピカルハウスの貴公子がお台場を南国に染め上げる。

Katy Perry - Swish Swish

Twitterのフォロワー数が世界一の1億越えという驚異の人気を誇るKaty Perry。最新アルバム「Witness」が今月リリースされ、さらに注目を浴びている彼女だが、今回のアルバムの収録曲「Swish Swish」はダンスミュージック界から一線を隠している。この曲は先日のEDC JAPANでは見事なサンセットを演出してくれたDuke Dumontと、ヒップホップ系プロデューサーPromniteがプロデュースしており、ポップミュージシャンの楽曲とは思えないほどクセのあるDeep House調になっている。これの曲をきっかけにポップミュージシャンの間でDeep House調の楽曲が増えるかもしれない。

Mura Masa & Charli XCX - 1 Night

「1 Night」はポップでキャッチーなイントロのメロディから心を奪われた方は多いはず。スティールパンという、ここ2,3年でエレクトロダンスミュージックでも聞くことが多くなってきた楽器がこの曲の肝になっており、失恋ソングが爽やかな曲に聞こえる。この楽曲に参加したCharli XCXといえば、きゃりーぱみゅぱみゅ,中田ヤスタカの3人による国境を超えたコラボも話題に。奇跡的にも今年8月のSUMMER SONIC 2017ではCharli XCXと中田ヤスタカ&きゃりーぱみゅぱみゅの出演日程が同じであるため、コラボ曲の披露もあるかも!?

いかがだろうか。もし聞き逃している曲があればぜひともチェックしておいて欲しい。そして、下半期にはさらにダンスミュージック業界を騒然とさせる楽曲が増えることに期待しよう!