7月21日〜23日にベルギーで開催された、世界最大のダンスミュージックフェスティバルTomorrowland 2017。Tomorrowlandでは、メインステージの他に様々なレーベルがそれぞれコンセプトの異なるステージをプロデュースしている。

22日(土)にはMartin Garrix主宰のレーベル「STMPD RCRDS」によるステージが登場。今年の始めにラインナップが明らかになった際、Don Diablo、Steve Angelloやレーベル所属のアーティストとともに「Ytram」というアーティストの名前が発表されていたが、誰も知らない謎のアーティストとして話題になっていた。

Martin Garrixのファンページ "Martin Garrix Hub"から集められたTomorrowlandのムービーによると、なんとこれはMartin Garrix自身であったことが明らかに!Martin Garrixは仮面を被り正体を隠して登場し、Deep HouseやTech Houseセットを披露してファンを沸かせた。
 

Martin Garrixによる別名義は「AREA21」に続く2つ目となる。「AREA21」は、当初正体を明かしていなかったラッパーMaejorと2人のユニットで、ラップとFuture Bassの要素を取り入れたMartinの個人名義とは少し違ったテイストの楽曲をリリースしている。

AREA21 - We Did It

Tomorrowlandの一週目と同様に、二週目となる28日〜30日も最終日のメインステージで大トリとしての出演が決まっているMartin Garrix。今シーズン、イビザの2ヶ所のクラブでレジデントを務めるなど多忙なスケジュールの中、新しい試みを精力的に行いファンにサプライズを与え続けてくれる若きプロデューサーの動向から今後も目が離せない。