最近ではテレビ番組やラジオ番組などで音楽に精通した人が注目のアーティストを紹介し、それをきっかけとして人気が出るアーティストもたくさんいる。ただ、音楽に精通した人たちだって、生まれながらにして色々なアーティストを知っている訳ではない。彼らの知識は、常にアンテナを張り、様々な手段で情報をキャッチしてきた努力の結晶なのだ。

もちろん彼らほどストイックにではなくても、音楽好きな人の中には「もっと色んなアーティストを知りたい!」と思っている人は少なくないはず。そんな皆さんのために今回はiFLYERがオススメする「ディグリ方講座」を開講! より多くのアーティストを知り、音楽の幅を広げるためにオススメの方法をご紹介。

①気に入った曲はどこでも逃さない!

カフェや洋服屋さんに入ったときに自分好みの曲が流れていてテンションが上がることがあるだろう。そんな時は音楽検索アプリ「Shazam」や「SoundHound」ですぐに曲名が分かるようにしておこう。その画面をスクリーンショットしておいて、あとでその曲をチェック。
ここで忘れてはいけないのは、"その曲の関連情報もチェックしておく"ということ。少しでも多くのアーティストを知るためには、限られた情報をフル活用する必要がある。アーティストとレーベル情報、その曲が使われている映画などの情報を検索しておくと知識は無限に広がっていく。

②好きなレーベルを見つけよう!


音楽通たちと話していると「好きな音楽レーベルは?」と聞かれることがあるぐらいレーベルは大事なもの。それぞれのレーベルに特色があり、ジャンルやコード進行にクセがある場合がある。例えばTchamiの主宰するレーベル"Confession"はダークなエレクトロハウスばかりをリリースしており、まだ無名のアーティストであってもレーベルの方向性にあった曲であればリリースが許可されることもある。
好きなアーティストを見つけたら、そのアーティストがリリースしているレーベルの他アーティストの曲も聞いてみると、かなり効率的に多くのアーティストを知ることができる。

③音楽ストリーミングで果てしない音楽の探求へ


SpotifyやAWA、LINE MUSICなどの音楽ストリーミングサービスを活用しよう。音楽ストリーミングサービスでは音楽に精通したキュレーターがプレイリストを作成しているため、それをチェックしておこう。

また、近年ではSoundCloudでのヒットをきっかけにメジャーデビューを果たすアーティストもいるため、SoundCloudも大事なディグツール。SoundCloudで好きなアーティストをフォローし、そのアーティストのLikeした曲のリストをチェックしてみよう。


この方法を応用して、好きな曲のLikeを押した人のリストから無作為に人を選び、その人のLikeリストを見るという方法もある。
 

④腕利きのアーティストが集まる大型フェスのラインナップは最強のディグツール!


フェスは主催者が選りすぐりの腕利きのアーティストが世界中から出演する。もし自分が好きなフェスに知らないアーティストがいれば、片っ端から調べてみよう。そのアーティストのオススメの代表曲が掲載されていることもあるのでフェスのオフィシャルページに行ってみるのも良い。そうすることで多くのアーティストを知るきっかけにもなるし、フェスの予習にもなるので一石二鳥だ。
 

⑤歩く音楽辞書、DJに聞いてみる!


いつもフロアにグッドミュージックを届け続けてくれるDJたちは、いわば"歩く音楽辞書"。毎日のように新譜をチェックし、共演するDJたちと情報を共有し、様々な知識を取り入れているDJたちにストレートに「いまオススメの曲は?」と聞いてみるのも1つのディグり方だ。DJによって得意ジャンルが違うので、色んなDJに聞いて回れば幅広く知ることができるかも。
 
いかがだろうか。今回紹介した方法でさらに様々な音楽を知り、そして音楽を今まで以上に好きになってもらいたい。iFLYERでは注目のアーティストの最新ニュースを多数紹介しているので、もちろんiFLYERニュースのチェックもお忘れなく!