初めまして。ダンスミュージック大好き、物心ついた時から世界中の名だたるレイブ・フェスへ赴くことに命を掛ける、フェス大好きSAORIMILKです
突然ですが、海外のフェスってちょっと敷居が高いですよね。お金も掛かるし時間も掛かる、それに言葉の壁もある！ 日本のフェスに比べて、日本人の私たちにはフェス情報を調べるのが大変だったり、なんとな〜く別の世界の出来事…っていう感じがして、羨ましいなと思いつつも重い腰が上がらない、という方は多いのではないでしょうか？
そんな方のために、実際に海外フェスに足を運びまくっている私SAORIMILKが、実際に体験してきたフェスについての知識を皆様にお伝えしちゃいます！ 私の記事を読んで、海外フェスに参戦する日本人ダンスミュージックファンが増えるといいな。
世界最大規模、最高峰と言われるモンスターフェス
記念すべき第一回目は「Tomorrowland」について！ チケットの取り難さ世界No.1と言われているこのTomorrowlandですが、それも当然、世界中のダンスミュージックファンが羨む超良質イベントなんです。
チケットは既にSold Outしていますが、実はオフィシャルサイトにはチケットのWaiting Listがあり、Tomorrowlandでアカウントを作成すれば誰でもWaiting Listに登録出来ます。これは、購入したいチケットが今後購入可になった際には、Tomorrowlandからお知らせが来るという便利なシステムなんです。確実ではありませんが登録しておけばチケット購入出来るチャンスがあるかも…!?!? 登録は3月30日までやっていますよ。
とりあえず今回は、Tomorrowlandをもっと皆さんに知ってもらうべく、アクティビティなどを紹介しようと思います！
行き届いたサービスと凝りに凝ったステージ、そしてアーティスト…
私が考えるTomorrowlandのイメージは、大人のディズ●ーランド、といったところでしょうか。
全てのステージのアートワークが非常に凝っていて、まるで夢の国に迷い込んだみたい。巨大なメインステージからはレーザーがビュンビュン飛んできて、花火やスモークもバンバン焚かれます。
Tomorrowlandは毎年サーカス等のテーマに沿ったステージが作られます。巨大な公園内で開催されるのですが、他のステージに行く際には、公園内にいくつもある湖に掛けられた橋を渡ったりして、それもまた情緒があって素敵です。
あとは、何と言っても設備がキレイ！ 海外のフェスだとトイレなどがめちゃくちゃ汚いことも多いんですが、Tomorrowlandはトイレの数が多いので長時間並ぶことはなく、しかも清潔。管理が行き届いていてとても快適なんです。
また、お客さんの質もとても良い印象があります。海外フェスだとドラッグをやっている人が多くて不穏な空気だったり、ナンパが激しかったりということもありますが、Tomorrowlandは心からフェスを楽しみたいという人が集っている感じ。ナンパが少なく、皆フレンドリーで和気藹々、和やかでオープンな雰囲気が素晴らしいです。
そういった点から見ても、Tomorrowlandは日本人向きのフェスだと思いますよ！
ステージは15個ぐらいあって、昼の12時〜夜の12時までなので、昼に備えて夜中はグッスリ眠れます。
Tomorrowlandのチケットはすごくたくさん種類があるので、買う時に迷っちゃうかもしれないですが、私が買ったチケットは宿泊込みで10万ぐらいでした。（チケットについてはまた今度）
Tomorrowlandのwebサイトは、当たり前ではありますが全部英語で書いてあるので日本人にはちょっと敷居が高めです。後は、タイムスケジュール等、色々とわかりにくいという難点も…。
私はTomorrowlandに行く際はとことん本気!!なので、自分用のタイムスケジュールをExcel表で作成し、マップ等もわかりやすくプリントアウトして書き込みしたり、と準備に余念はありません。やり過ぎ！と思われるかもしれないですけど、そんな準備も遠足前みたいでワクワクして楽しいものです。Tomorrowlandを余すところなく楽しむためには、やはり事前にきちんと準備しておいた方がもっと楽しめますよ！
私は、日本からアムステルダムまで飛んで、アムステルダムからヨーロッパを走っている新幹線のようなThalys（タリス）という高速鉄道に乗り、 そこからベルギーのアントワープまで2時間くらい 。アントワープからブーム行きの電車に乗り30分位でブームに到着します。この電車は、かなりレトロ感あって可愛いんですよ！
電車に乗っている人は、みんなTomorrowlandに行く人たちなので、ここで色んな国の人たちと知り合えるし、みんなTomorrowlandへの期待感でワクワクしているので、どのアーティストが好きだとか、誰が見たいとか、かなり会話が弾み、アッという間にブームに着いちゃいます。 ブームの駅からはシャトルバスがTomorrowlandまで出ているので、それを利用しています。
これが一番安く簡単に行ける方法ですね。
日本からアントワープまでの航空チケットは大体11万ぐらい。アントワープからブーム駅までの電車は大体2000円〜3000円ぐらいだったかと思いますが、電車は事前にTomorrowlandのwebサイトから申し込んでおく必要があるので要注意！ アントワープの駅からは、友達と一緒に来ているならタクシーを利用するという手もあります。
Thalysを利用すればパリやブリュッセル、アムステルダム等からもアントワープまで行けますよ！
Cabana Packagesで25万円前後、Mansion Packagesに至ってはお値段の記載がないという…（確実にとんでもなく高価です）。いつかは泊まってみたいゴージャスなプランですが、あんな施設がフェス期間中だけ設置されるというのがまた凄いですね！
Easy Tent Packages以上の宿泊プランになると、テントの前にお花やお菓子が置いてあったり、朝になると新聞が置いてあったりするんです。新聞には、前日にTomorrowlandで起こった出来事や写真、その日のアーティスト情報などが掲載されていて、昨日の自分の写真を見つけてわーっと盛り上がる、なんていうことも。自分もフェスの登場人物の一部になっている感じがとても嬉しいんですよね。
DreamVilleには商店やパン屋さん、マッサージ屋さん、レストラン、カフェ等、いろいろなお店が並んでいて、まるで一つの村みたいになっています。
でも、一方でお食事はちょっと高め。１食1000円ぐらいでしょうか。ただ、量は多めなので友達とシェアしたりして食べることができますよ。コロッケやフレンチフライなどの屋台がたくさんあります。
Tomorrowlandにはレストランもたくさんあって、１人4000円ぐらいとちょっと高価なんですが、かなりしっかりとした美味しい料理を食べることができます。ただし、こちらは予約制で、フェスの前に予約しておく必要があります。
レストランの中でも私が断然オススメしたいのが、立食形式でDJプレイのあるレストラン。クラブみたいな雰囲気で、キッチンを背中にDJがプレイするんですが、当日にならなければ出演者は分からないものの、毎回かなりの有名DJ出演します。それを至近距離で見ながら飲み食いしつつ踊れるという最高のシチュエーション！ シェフは一流、DJも一流。踊るとレストランの小屋が揺れますが（笑）。
PARTY FISH YURI（日本を代表するKandi Raver(キャンディーレイバー）。RAVEカルチャーやファッションに刺激を受け、日本でKandi Raverとしての活動を開始。日本のEDMシーンにて先鋭的なアイコンとしても知られる存在）と一緒に様々なビッグフェスに参加しているので、見かけたらぜひ声をかけてくださいね！
Written by きのや
突然ですが、海外のフェスってちょっと敷居が高いですよね。お金も掛かるし時間も掛かる、それに言葉の壁もある！ 日本のフェスに比べて、日本人の私たちにはフェス情報を調べるのが大変だったり、なんとな〜く別の世界の出来事…っていう感じがして、羨ましいなと思いつつも重い腰が上がらない、という方は多いのではないでしょうか？
そんな方のために、実際に海外フェスに足を運びまくっている私SAORIMILKが、実際に体験してきたフェスについての知識を皆様にお伝えしちゃいます！ 私の記事を読んで、海外フェスに参戦する日本人ダンスミュージックファンが増えるといいな。
世界最大規模、最高峰と言われるモンスターフェス
「Tomorrowland」
記念すべき第一回目は「Tomorrowland」について！ チケットの取り難さ世界No.1と言われているこのTomorrowlandですが、それも当然、世界中のダンスミュージックファンが羨む超良質イベントなんです。チケットは既にSold Outしていますが、実はオフィシャルサイトにはチケットのWaiting Listがあり、Tomorrowlandでアカウントを作成すれば誰でもWaiting Listに登録出来ます。これは、購入したいチケットが今後購入可になった際には、Tomorrowlandからお知らせが来るという便利なシステムなんです。確実ではありませんが登録しておけばチケット購入出来るチャンスがあるかも…!?!? 登録は3月30日までやっていますよ。
とりあえず今回は、Tomorrowlandをもっと皆さんに知ってもらうべく、アクティビティなどを紹介しようと思います！
行き届いたサービスと凝りに凝ったステージ、そしてアーティスト…
Tomorrowlandはとにかく最高
私が考えるTomorrowlandのイメージは、大人のディズ●ーランド、といったところでしょうか。全てのステージのアートワークが非常に凝っていて、まるで夢の国に迷い込んだみたい。巨大なメインステージからはレーザーがビュンビュン飛んできて、花火やスモークもバンバン焚かれます。
Tomorrowlandは毎年サーカス等のテーマに沿ったステージが作られます。巨大な公園内で開催されるのですが、他のステージに行く際には、公園内にいくつもある湖に掛けられた橋を渡ったりして、それもまた情緒があって素敵です。
あとは、何と言っても設備がキレイ！ 海外のフェスだとトイレなどがめちゃくちゃ汚いことも多いんですが、Tomorrowlandはトイレの数が多いので長時間並ぶことはなく、しかも清潔。管理が行き届いていてとても快適なんです。
また、お客さんの質もとても良い印象があります。海外フェスだとドラッグをやっている人が多くて不穏な空気だったり、ナンパが激しかったりということもありますが、Tomorrowlandは心からフェスを楽しみたいという人が集っている感じ。ナンパが少なく、皆フレンドリーで和気藹々、和やかでオープンな雰囲気が素晴らしいです。
そういった点から見ても、Tomorrowlandは日本人向きのフェスだと思いますよ！
Tomorrowlandの基本情報
TomorrowlandはベルギーのBoom（ブーム）という場所で開催され、THE GATHERING（ギャザリング）というTomorrowland内の宿泊エリアに宿泊する人限定で参加できるステージも含めると全部で４日間のフェスティバル。１週目、２週目に分かれていて、2018年度は７月20〜22日と、27〜29日までの期間に開催されます。（ギャザリングはその前日に開催されます。）ステージは15個ぐらいあって、昼の12時〜夜の12時までなので、昼に備えて夜中はグッスリ眠れます。
Tomorrowlandのチケットはすごくたくさん種類があるので、買う時に迷っちゃうかもしれないですが、私が買ったチケットは宿泊込みで10万ぐらいでした。（チケットについてはまた今度）
Tomorrowlandのwebサイトは、当たり前ではありますが全部英語で書いてあるので日本人にはちょっと敷居が高めです。後は、タイムスケジュール等、色々とわかりにくいという難点も…。
私はTomorrowlandに行く際はとことん本気!!なので、自分用のタイムスケジュールをExcel表で作成し、マップ等もわかりやすくプリントアウトして書き込みしたり、と準備に余念はありません。やり過ぎ！と思われるかもしれないですけど、そんな準備も遠足前みたいでワクワクして楽しいものです。Tomorrowlandを余すところなく楽しむためには、やはり事前にきちんと準備しておいた方がもっと楽しめますよ！
Tomorrowlandはこうやって行くのが簡単！
海外フェスのチケットをGETできたとしても、現地までどうやって行くのかが問題ですよね。私は、日本からアムステルダムまで飛んで、アムステルダムからヨーロッパを走っている新幹線のようなThalys（タリス）という高速鉄道に乗り、 そこからベルギーのアントワープまで2時間くらい 。アントワープからブーム行きの電車に乗り30分位でブームに到着します。この電車は、かなりレトロ感あって可愛いんですよ！
電車に乗っている人は、みんなTomorrowlandに行く人たちなので、ここで色んな国の人たちと知り合えるし、みんなTomorrowlandへの期待感でワクワクしているので、どのアーティストが好きだとか、誰が見たいとか、かなり会話が弾み、アッという間にブームに着いちゃいます。 ブームの駅からはシャトルバスがTomorrowlandまで出ているので、それを利用しています。
これが一番安く簡単に行ける方法ですね。
日本からアントワープまでの航空チケットは大体11万ぐらい。アントワープからブーム駅までの電車は大体2000円〜3000円ぐらいだったかと思いますが、電車は事前にTomorrowlandのwebサイトから申し込んでおく必要があるので要注意！ アントワープの駅からは、友達と一緒に来ているならタクシーを利用するという手もあります。
Thalysを利用すればパリやブリュッセル、アムステルダム等からもアントワープまで行けますよ！
素敵過ぎるキャンプ体験…テントの前にはお花や新聞が！
Tomorrowland内の宿泊エリアはDreamVille（ドリームヴィレ）と呼ばれているのですが、宿泊施設もかなりたくさん種類があって、Magnificent Greens Packages（持ち込みテント）、Friendship Garden Packages（10人程度で利用できるオープンテント＋持ち込みテント）、Easy Tent Packages（かわいいテントとエアマット、寝袋、ライト等がパックになったプラン。テントはなんと持ち帰りOK！結構重いですが…めちゃくちゃ可愛いテントです）、Relax Room Packages（電気等も完備の施錠できるベッドルーム）、DreamLodge Packages（超オシャレでベッド完備の豪華テント）、Kokono Packages（ケータリングやバー、レストラン、マッサージ等も利用可能なチルアウトエリアにあるベッドルーム）、Cabana Packages（キャンプとベッドルームが融合したような、チルアウトエリアにあるベッドルーム）、Mansion Packages（超豪華なジャグジーやベッドルーム、テラス、冷蔵庫等も完備された戸建て宿泊施設）…とあって、後に挙げたものほど値段は高くなります。Cabana Packagesで25万円前後、Mansion Packagesに至ってはお値段の記載がないという…（確実にとんでもなく高価です）。いつかは泊まってみたいゴージャスなプランですが、あんな施設がフェス期間中だけ設置されるというのがまた凄いですね！
Easy Tent Packages以上の宿泊プランになると、テントの前にお花やお菓子が置いてあったり、朝になると新聞が置いてあったりするんです。新聞には、前日にTomorrowlandで起こった出来事や写真、その日のアーティスト情報などが掲載されていて、昨日の自分の写真を見つけてわーっと盛り上がる、なんていうことも。自分もフェスの登場人物の一部になっている感じがとても嬉しいんですよね。
DreamVilleには商店やパン屋さん、マッサージ屋さん、レストラン、カフェ等、いろいろなお店が並んでいて、まるで一つの村みたいになっています。
ベルギーだからビールが安い！
ビール党の人には嬉しいことに、Tomorrowlandはビールが400円程度と安い！ さすがはベルギービールの国だけあります。でも、一方でお食事はちょっと高め。１食1000円ぐらいでしょうか。ただ、量は多めなので友達とシェアしたりして食べることができますよ。コロッケやフレンチフライなどの屋台がたくさんあります。
Tomorrowlandにはレストランもたくさんあって、１人4000円ぐらいとちょっと高価なんですが、かなりしっかりとした美味しい料理を食べることができます。ただし、こちらは予約制で、フェスの前に予約しておく必要があります。
レストランの中でも私が断然オススメしたいのが、立食形式でDJプレイのあるレストラン。クラブみたいな雰囲気で、キッチンを背中にDJがプレイするんですが、当日にならなければ出演者は分からないものの、毎回かなりの有名DJ出演します。それを至近距離で見ながら飲み食いしつつ踊れるという最高のシチュエーション！ シェフは一流、DJも一流。踊るとレストランの小屋が揺れますが（笑）。
SAORIMILK
音楽大好き！国内外のフェスを総舐めにする勢いで参加し楽しむ、フェスの達人。ド派手な格好でフェスの雰囲気を最高潮に盛り上げるフェスガール！PARTY FISH YURI（日本を代表するKandi Raver(キャンディーレイバー）。RAVEカルチャーやファッションに刺激を受け、日本でKandi Raverとしての活動を開始。日本のEDMシーンにて先鋭的なアイコンとしても知られる存在）と一緒に様々なビッグフェスに参加しているので、見かけたらぜひ声をかけてくださいね！
Written by きのや
