芸術と音楽に溢れる、アメリカの砂漠 “Black Rock Desert” にて行われる伝説の異色レイブ「Burning Man」。フェス好きなら一度は行ってみたいと憧れる Burning Man だが、そこに行く時間、費用、体力面を考えると、躊躇してしまう人は多いだろう。

そこで、科学知識の普及・向上を図る目的で運営されているスミソニアン協会は、Burning Man 関連のアート展の開催を発表。
 

Renwick Gallery の キュレーターである Lloyd Herman は、Nora Atkinsonの製作物について、プロモーションビデオの中で下記のように語っている。

"Because we are a major national institution that really is about telling the American story and that is open and free to the public,
it seemed like in some ways a match made in heaven,

This was a unique opportunity to look at Burning Man really as part of the American story a this creative laboratory that's linked with maker culture, that's linked with technology, that's linked with many of the most innovative minds in our country and that is sort of an outside part of the art world that hasn't been looked at before in the museum setting."


「我々はアメリカの物語を実際に伝える、一般のひとびとに自由に解放された主要な国家機関である。
それはまるで、天国で作られたもののようだ。

この展示では、Burning Man をアメリカの物語の一部として実際に見ることができるユニークな機会であり、作り手のカルチャーと結びつく創造的な実験室だ。これはテクノロジーと関連しており、更に我が国の最も革新的な考え方の多くに関連している。そして、これまでの美術館の陳列では見られなかった革新的なものである。」


テクノロジーは展示会において大きな役割を果たしている。バーニング・マンといえば、ラストにアートが燃やされて炎が立ち上る光景が有名だが、炎が上がる場面には、代わりにカラフルなLEDが使用されている。更にスミソニアンは、数名のアーティストたちと協力して、ワシントンD.C.近隣の博物館の外に彫刻を作成・設置し、この展覧会は博物館の歴史上最大規模のものになった。

今年のバーニング・マンのチケットは残念ながら既にソールドアウトとなっているが、スミソニアンの Renwick Gallery の展示は無料で解放されているので、近くに行く際はぜひ立ち寄ってみては? この展示は 2019年1月21日 まで開催されているとのことだ。

▼詳細はこちらのURLから​▼​
https://americanart.si.edu/exhibitions/burning-man