設立10周年を迎え、怒涛のリリースラッシュ、ソニックマニアでのステージまるごとジャック、売り切れグッズ続出のポップアップショップなど、凄まじい勢いを見せている Flying Lotus(フライング・ロータス)主宰レーベル【Brainfeeder】が、輝かしい10年の歴史の集大成としてコアなファンはもちろん、すべての音楽ファンを魅了する超豪華コンピレーションのリリースを発表!

レーベルの歴史を彩る代表曲に加え、Flying Lotus や Thundercat など初出し音源が実に22曲!さらに初めて公式リリースされるレア曲も加えた必聴コンピ『Brainfeeder X』は11月16日 (金) リリース!今回の発表に合わせて、Flying Lotus による Brandon Coleman(ブランドン・コールマン)のリミックスが解禁された。
 

ジャズ、ヒップホップ、ファンク、ソウル、ハウス、アンビエント、テクノ、フットワーク…あらゆるスタイルのDNAを再編成し、類まれな審美眼を持って、真のグッド・ミュージックを送り出し続けてきた【Brainfeeder】。時代が時代なら、Sun Ra(サン・ラ)とも契約を果たしただろうし、Alice Coltrane(アリス・コルトレーン)の神秘的かつ霊妙な魂を宿した唯一無二のレーベルと言っても過言ではないだろう。

George Clinton(ジョージ・クリントン)は、そのほとんど作品を【Casablanca Records】から発表しているが、【Brainfeeder】との契約は、ファンクの神にとっても至極当然の展開として、幅広い音楽ファンが喜びをもって指示した。そしてこれは【Brainfeeder】以外のレーベルでは全くもって想像できないことである。


LAに端を発したビート・ミュージック・シーンの勃興の中で産声をあげた【Brainfeeder】の世に放つ作品には、Radiohead(レディオヘッド)から J.Dilla(J・ディラ)、Aphex Twin(エイフェックス・ツイン)、DJ SHADOW(DJシャドウ)、Bords Of Canada(ボーズ・オブ・カナダ)、Dr.Dre(ドクター・ドレー)、John Coltrane(ジョン・コルトレーン)とその妻の Alice Coltrane(アリス・コルトレーン)、Portishead(ポーティスヘッド)などからの影響が見受けられつつ、そこには必ず刺激的な革新性が存在している。
 

代表曲を中心に過去〜現在をまとめたDISC 1

ディスク1は、サンダーキャットやテイラー・マクファーリンといった新世代ジャズのキーマン達、先鋭的ヒップホップで注目を集めたジェレマイア・ジェイ、ベース・ミュージックにテクノやハウスを融合させたオランダ人プロデューサー、マーティン、フットワーク/ジュークの最高峰レーベル〈TEKLIFE〉のクルー、DJペイパル、そしてレーベル設立当初からフライング・ロータスと共にビート・ミュージック・シーンを盛り上げたティーブスやデイデラス、トキモンスタら、ジャンルやバックグラウンドを問わず、秀でた才能を発掘し、世に送り出してきたレーベルの懐の深さが味わえる。サンダーキャットの人気曲「Friend Zone」のロス・フロム・フレンズによるリミックスや、フライング・ロータスによるブランドン・コールマンのリミックスもディスク1の最後に聴くことができる。

DISC 2には初出し音源やレア曲が満載!

ディスク2は、フライング・ロータスもプロデューサーとして参加し、バッドバッドノットグッドをゲストに迎えたサンダーキャットの新曲「King of the Hill」が冒頭を飾る。ラパラックス、ロス・フロム・フレンズ、ドリアン・コンセプト、ジョージア・アン・マルドロウら新曲も数多く収録される他、フライング・ロータスとサンダーキャット、シャバズ・パラセズから成るウォークが、ジョージ・クリントンをフィーチャーして発表した「The Lavishments of Light Looking」が初めての公式リリースという形で収録され、先日ついに日本でも公開され話題を呼んだ、フライング・ロータス初長編映画『KUSO』のサウンドトラックからは、バスドライバーをフィーチャーした「Ain't No Coming Back」など、フライング・ロータス関連のレア曲も収録。

またPBDY(ピーボディ)、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、リトル・スネイク、テイラー・グレイヴスら、これまでもレーベルに貢献しつつ、今後リリース作品が期待される注目アーティストもここで紹介されている。

参加アーティストの一人、ストレンジループは、今現在フライング・ロータスの革新的なライブ・パフォーマンスのヴィジュアルを担当している知る人ぞ知る存在。そしてロカスト・トイボックス名義でフィーチャーされているデヴィッド・ファースは、俳優、声優、映画監督、ビデオアーティストなど、様々な顔を持ち、フライング・ロータスとはミュージックビデオや映画『KUSO』でもコラボレートしている鬼才だ。

全フォーマット、趣向を凝らしたパッケージ

今作のアートワークは、【Brainfeeder】印象的なオリジナル・ロゴを手がけたチャールズ・ムンカが担当。4枚組LPボックスセットは、ディスク一枚一枚がデザインの異なるインナースリーヴに収納され、10周年記念ロゴが型抜きされたハードケース入り。国内盤CDは、解説書が封入され、数量限定の初回盤は、LPボックスセットのデザインを踏襲した特殊スリーヴケース付の豪華仕様となっている。なお輸入盤CDのフロントジャケットは、4種類のカラー展開で発売される。

【Brainfeeder】の輝かしい功績と “今” 、そして未来を詰め込んだ超豪華コンピレーション・アルバム『Brainfeeder X』は11月16日(金)世界同時リリース!今作は、【Brainfeeder】10周年キャンペーン対象商品となり、国内盤CDには、初回盤、通常盤ともに10周年記念ロゴ・ステッカー(3種ランダム)が封入される。