日本時間10月10日に謎のページを出現させた Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)。以前、iFLYER でもこの "謎のページ" についてをお伝えしたが、遂にその全貌が公開された。

過去記事:【Martin Garrix】謎のページが出現!これが意味するものとは?


謎のページの出現から2日後の10月12日(金)に、のスノーノイズの一箇所にアートワークが出現し、さらに、10月15日の午前6時に終了するカウントダウンが同時にスタート、これらのことから5日連続で新曲がリリースされることが確実視されていた。

さらに、公式ではないが5曲のアートワークもネット上に出回り、Martin Garrix の情報に精通している "MARTIN GARRIX HUB" も5日間のリリーススケジュールをアップ。
 

そして遂に日本時間10月15日午前6時、カウントダウンが終了し、Blindersとのコラボ、"Breach(Walk Alone)" がリリースされた。こちらはTomorrowland 2018でも披露された、ドロップ前のバイオリンが印象的な楽曲になっている。
 

さらに Breach(Walk Alone)のリリース後、2つ目のアートワークとカウントダウンが出現し、日本時間10月16日午前6時、2つ目のカウントダウンも終了。リリースされたのは Tomorrowland 2018のイントロで披露された "Yottabyte"だった。
 

この曲は、リリース前からファンの間では "Access" という名前で知られていたが、愛称とは違う名前でのリリースとなった。

そしてまた、例によって3つ目のアートワークとカウントダウンが出現し、日本時間10月17日午前6時、3つ目のカウントダウンが終了、次にリリースされたのは、Dyro とのコラボ曲、"Latency" だった。こちらも Tomorrowland 2018 で披露され、リリース前から「DyroとのID」として多くのファンがリリースを待ち望んでいた楽曲だ。
 

"Latency" のリリースと同時に、当たり前のように4つ目のアートワークとカウントダウンが出現。日本時間10月18日午前6時、4つ目のカウントダウンが終了し、リリースされたのは "Access" というトラック。もともとは、ファンの間では "Chinatown" という名前で長くリリースが期待されていた楽曲だが、こちらが "Access" としてリリースされた。2016年にリリースした "Oops" に似た印象の、どこか懐かしさを感じる楽曲になっている。
 

そして最後のアートワークとカウントダウンが出現し、日本時間10月19日午前6時、最後のカウントダウンが終了。リリースされたのは "Waiting For Tomorrow" で、この曲は Ultra Miami 2016 で初めて披露され、当時からリリースを待ち望む声が多く上がっていた。しかし、やがて Martin Garrix もプレイすることがなくなり「Old ID」としてお蔵入りになったと思われていたが、なんと約2年半の時を経てリリースとなった!
 

Official Video にはヴォーカルを務めた Mike Shinoda 本人も出演。"MARTIN GARRIX HUB" の Instagram にもこの瞬間が訪れたことを喜ぶ投稿があった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2 years, 6 months, 29 days. Absolutely worth the wait.

Martin Garrix Hubさん(@themartingarrixhub)がシェアした投稿 -


(投稿内の"2 years, 6 months, 29 days."とは、2016年3月18日を指しており、先ほど紹介した Ultra Miami 2016 で Martin Garrix がこの曲を初めて披露した日。)

"Waiting For Tomorrow" のリリースによって、"MARTIN GARRIX HUB" の意味深なツイートにも納得と喜びを感じたファンは多かったことだろう。
 

5日連続のリリースも終わり、"BYLAW EP" が完成した。

スノーノイズが流れ、少し不気味だった謎のページ https://martingarrix.com/plus は5曲のアートワークで埋まり、それぞれクリックするとYouTubeに移動することができるようになっている。

この一連のニュースで Martin Garrix の注目度は更にUPしたかと思うが、さらに謎が深まったのは "MARTIN GARRIX HUB" の正体である。「Martin Garrixとは関係のない、ただのファン」と自己紹介しているが、彼の情報源は一体どこなのだろうか……。
これからも Martin Garrix とともに "MARTIN GARRIX HUB" にも注目していきたい。

Written By TAKERU SHIGYO