The Chainsmokers(チェインスモーカーズ)"About A Week Ago" という Vlog で「Closer」の制作秘話を語ったビデオを公開。この Vlog はThe Chainsmokersの Andrew Taggart(アンドリュー・タガート) Alex Pall (アレックス・ポール)の楽曲制作から、彼らのライフスタイルまでを記録した貴重なビデオとなっている。
 

このビデオの中で Andrew Taggart は The Cahinsmokers の代表曲とも言える「Closer」のメロディーがどのようにできあがったかを紹介している。最も驚いたのは、この楽曲のメロディーがキーボード(鍵盤)の中の25鍵(キー)の範囲で作られているということだ。彼らはミーティングの中で25キーで作ったら面白いのではないか、とアイディアを出し、10年かけて鍵盤の前に座って試行錯誤しながら制作していったという。

最後の決め手となったのは、シカゴを拠点に活動するデュオDJ/プロデューサー Loius The Child(ルイス・ザ・チャイルド)の 一人 Freddy Kennet(フレディー・ケネット)との意見交換。夜中3時、雪道を走るバスの中でお互いの音楽を聴き合っている時に「Closer」のビートは生まれたようだ。歌詞は Andrew の大学時代のルームメイトの実話を元に生まれ、Shaun Funk(ショーン・フランク)の助言を受けながら作ったという。ちなみに、Andrew が自らヴォーカルを努めるようになったのも彼の何気ない提案によるものだ。
 

このように、アーティストの楽曲は突拍子もないアイディアから生まれることが多く、そこに他のアーティストの意見も加えながら作られていくことが多い。皆さんも自分のお気に入りの曲の楽曲制作の過程を調べてみてほしい。そこには面白いエピソードがあるかもしれない。