3月20日は John Lennon(ジョン・レノン) Yoko Ono(ヨーコ・オノ)が結婚して50年の結婚記念日。彼らの平和活動「ベッド・イン」からも50年たち、それを記念した2人の金婚式を祝う『ウェディング・アルバム(50周年記念盤)』が LP は4月3日、CD は4月24日にリリースされる。加えて、アムステルダムではこれを記念した写真展、コンサート、映像上映などのイベントが行われている。

映画「PEACE BED アメリカ VS ジョン・レノン」予告編 (日本公開071208)

1969年3月20日にジブラルタルで結婚式を行なった二人は、ハネムーンの代わりにアムステルダムのヒルトン・ホテルのベッドの中で1週間を過ごすという「ベッド・イン」を敢行。プレスを部屋に招き入れてインタビューやフォト・セッションを受けた彼らは、名声と知名度を活かし、自分たちの世界平和運動に注目を集めた。

その当時のジョンとヨーコの結婚にともなう一連の騒動、時代の瞬間を切り取ってパッケージ化したドキュメンタリー作品が『ウェディング・アルバム』である。その50周年記念盤が、豪華ボックスセットで復刻される。
 
今回の50周年記念盤、LP ヴァージョンは当時と同じ形態の豪華ボックスセットに加えて、マニア必携のホワイト・カラー・レコードでリリース。CD ヴァージョンは日本のみ豪華ボックスセットを復刻。特典として「結婚証明書」のレプリカ、「ベッド・イン」のポスト・カード、ポスターなど、メモリアル満載。

銃を持たずに音楽と名声と知名度を武器に「戦争」と戦い、権力に抗ったジョン・レノン。それを支え、共に戦ったオノ・ヨーコ。仮に現在ジョン・レノンが生きていたら、今の世界の現状にどんなメッセージを投げかけてくれただろうか。