言わずと知れたショービジネスの街、Las Vegas。豪華なホテルやカジノが立ち並ぶこの街には、目も眩むようなクラブが多数営業していることでも知られている。
Las Vegas のクラブはホテルに併設されていることが多く、ほとんどのクラブが世界的ビッグフェスで活躍するレベルの TOP DJ とレジデント契約をしているため、来日公演を行えばチケットが Sold Out する程の人気を誇るアーティストでも、Las Vegas に行けば比較的簡単に観ることができるのだ。果たして Las Vegas のクラブとはどんな雰囲気の場所なのか、実際に行ってみた筆者の体験談をご紹介したいと思う。
ホテル Wynn Las Vegas には、「XS Nightclub」「Encore Beach Club」「INTRIGUE」という3つのクラブを持ち、Diplo や The Chainsmokers、Kygo などがレジデント契約を結んでいる。
XS Nightclub は正面のフロアから見ると室内だが、後方から見ると屋外という、ユニークな造りとなっている。筆者は Kygoと The Chainsmokers をここで観たが、The Chainsmokers の出演日はオープンが22:00で、22:20ごろに行くと既に入場規制でフロアに入れなかった。
チケットを予約購入すれば、+40ドル程度で優先入場付きチケットが購入できて並ばずに入れる場合もある。人気 DJ を観たいという場合は、予めこの優先入場付きチケットを購入しておこう。
なお、XS で水を購入したところ、Fuji water がなんと$13(約1400円)……アルコールは購入しなかったものの、一体いくらするのか、考えると恐ろしい。
Encore Beach Club はプールが併設されたクラブで、昼夜共に営業しており、プールに入りながら楽しむことができるクラブだ。
INTRIGUE に関しては、筆者の Las Vegas 滞在中には公演がなかったため行く機会がなかったが、ホームページで確認できる範囲では、室内クラブであるようだ。ここには、DILLON FRANCIS や RL GRIME が出演している。
ホテル MGM にあるクラブ「Hakkasan」は、TIËSTO、Calvin harris、Zedd などがレジデント契約を結んでいる。中はスタンダードな造りで横長気味に広々としている。筆者が訪れた際には、Illenium がプレイしていた。
Hakkasan には姉妹店のような「Omnia」というクラブがある。Omnia のレジデント DJ は、Hakkasan と同じだ。
Omnia は比較的ミニマムなクラブだが、天井にある大きなライトが動きまくるので迫力満点。街ではプロモーターが1時までにクラブに入れば無料となるチケットを配っていたため、筆者はなんと無料でマーティン・ギャリックスを観ることができた。こんな嬉しいサプライズも、Las Vergas ならではと言えるだろう。
ホテル Palms にあるクラブ「KAOS」は、Armin Van Buuren や Marshmello、Skrillex 等が契約を結んでいる。。二階の VIP 席にはそれぞれにプールがついていたり、ステージ上まで VIP 席となっていたりと、KAOS はかなり VIP を意識したクラブとなっている。普通に見れるスペースよりも VIP シートの割合の方が多いほどで、普通に見れるのはステージ正面の狭い範囲とプールのみだが、VIP の豪華な空間を見ているだけでも充分楽しめる。筆者が訪れた日には Day イベントが開催されており、Marshmello と Jauz が出演していた。
Mandalay bay ホテルにあるクラブ 「Daylight Beach Club」は、ステージ正面が一般のフロアとなっており、プールサイドに VIP がある造りとなっており、プールからもステージが楽しめる。こちらでは Ookay を観たが、アメリカのクラブ客はアーティストを至近距離で観たい、という人よりも踊りたい、という人の方が割合的に多いこともあり、数時間まえからスタンバイしていた筆者は、アーティストをかなりの近距離で観ることができた。
Las Vegas には他にもクラブはあるが、主なクラブは上記のものとなる。
なお、Las Vegas のクラブにおける DJ の出演時間は、多くが昼の15〜17時、夜は1時〜3時の2時間セットとなっている。
大概の場合、DJ のセットは初めの1時間〜1時間半はフェスと同じようなセットで、後半はクラブならではのセットという構成のステージとなっているが、このセットは mixcloud などに UP されることもあまりなく、現地に行かないと聴くことができない。
ドレスコードは男性は襟付き、短パン NG、スニーカーとサンダル以外なら OK、といった感じだが、女性はパーカーやヒールのないサンダルでも入ることができるようだ。ただし、Las Vegas は砂漠地帯のど真ん中にある街であり、昼夜の寒暖差が激しいため、夜になるとかなり冷え込むということを忘れてはならない。クラブということで、セクシーなファッションに身を包み、高いヒールを履いている女性もたくさんいたが、薄着で寒くて凍えていたり、ヒールで足が痛くなり、最終的に裸足で踊っている女性の姿も……。人気のクラブによっては、屋外に並ばされることもあるため、羽織るものは持参したほうが良いかもしれない。
セキュリティーに関しては、チェック用の機械を導入しているクラブや、エントランスで厳しくチェックされることも多く、比較的安全な印象を受けた。しかし、日本のようにクラブ内にコインロッカーがないので、荷物は最小限に留め、パスポート、財布、携帯程度にしておいた方が良いだろう。
Written by 青野 楓
Las Vegas のクラブはホテルに併設されていることが多く、ほとんどのクラブが世界的ビッグフェスで活躍するレベルの TOP DJ とレジデント契約をしているため、来日公演を行えばチケットが Sold Out する程の人気を誇るアーティストでも、Las Vegas に行けば比較的簡単に観ることができるのだ。果たして Las Vegas のクラブとはどんな雰囲気の場所なのか、実際に行ってみた筆者の体験談をご紹介したいと思う。
ホテル Wynn Las Vegas には、「XS Nightclub」「Encore Beach Club」「INTRIGUE」という3つのクラブを持ち、Diplo や The Chainsmokers、Kygo などがレジデント契約を結んでいる。
XS Nightclub は正面のフロアから見ると室内だが、後方から見ると屋外という、ユニークな造りとなっている。筆者は Kygoと The Chainsmokers をここで観たが、The Chainsmokers の出演日はオープンが22:00で、22:20ごろに行くと既に入場規制でフロアに入れなかった。
チケットを予約購入すれば、+40ドル程度で優先入場付きチケットが購入できて並ばずに入れる場合もある。人気 DJ を観たいという場合は、予めこの優先入場付きチケットを購入しておこう。
なお、XS で水を購入したところ、Fuji water がなんと$13(約1400円)……アルコールは購入しなかったものの、一体いくらするのか、考えると恐ろしい。
Encore Beach Club はプールが併設されたクラブで、昼夜共に営業しており、プールに入りながら楽しむことができるクラブだ。
INTRIGUE に関しては、筆者の Las Vegas 滞在中には公演がなかったため行く機会がなかったが、ホームページで確認できる範囲では、室内クラブであるようだ。ここには、DILLON FRANCIS や RL GRIME が出演している。
ホテル MGM にあるクラブ「Hakkasan」は、TIËSTO、Calvin harris、Zedd などがレジデント契約を結んでいる。中はスタンダードな造りで横長気味に広々としている。筆者が訪れた際には、Illenium がプレイしていた。
Hakkasan には姉妹店のような「Omnia」というクラブがある。Omnia のレジデント DJ は、Hakkasan と同じだ。
Omnia は比較的ミニマムなクラブだが、天井にある大きなライトが動きまくるので迫力満点。街ではプロモーターが1時までにクラブに入れば無料となるチケットを配っていたため、筆者はなんと無料でマーティン・ギャリックスを観ることができた。こんな嬉しいサプライズも、Las Vergas ならではと言えるだろう。
ホテル Palms にあるクラブ「KAOS」は、Armin Van Buuren や Marshmello、Skrillex 等が契約を結んでいる。。二階の VIP 席にはそれぞれにプールがついていたり、ステージ上まで VIP 席となっていたりと、KAOS はかなり VIP を意識したクラブとなっている。普通に見れるスペースよりも VIP シートの割合の方が多いほどで、普通に見れるのはステージ正面の狭い範囲とプールのみだが、VIP の豪華な空間を見ているだけでも充分楽しめる。筆者が訪れた日には Day イベントが開催されており、Marshmello と Jauz が出演していた。
Mandalay bay ホテルにあるクラブ 「Daylight Beach Club」は、ステージ正面が一般のフロアとなっており、プールサイドに VIP がある造りとなっており、プールからもステージが楽しめる。こちらでは Ookay を観たが、アメリカのクラブ客はアーティストを至近距離で観たい、という人よりも踊りたい、という人の方が割合的に多いこともあり、数時間まえからスタンバイしていた筆者は、アーティストをかなりの近距離で観ることができた。
Las Vegas には他にもクラブはあるが、主なクラブは上記のものとなる。
なお、Las Vegas のクラブにおける DJ の出演時間は、多くが昼の15〜17時、夜は1時〜3時の2時間セットとなっている。
大概の場合、DJ のセットは初めの1時間〜1時間半はフェスと同じようなセットで、後半はクラブならではのセットという構成のステージとなっているが、このセットは mixcloud などに UP されることもあまりなく、現地に行かないと聴くことができない。
ドレスコードは男性は襟付き、短パン NG、スニーカーとサンダル以外なら OK、といった感じだが、女性はパーカーやヒールのないサンダルでも入ることができるようだ。ただし、Las Vegas は砂漠地帯のど真ん中にある街であり、昼夜の寒暖差が激しいため、夜になるとかなり冷え込むということを忘れてはならない。クラブということで、セクシーなファッションに身を包み、高いヒールを履いている女性もたくさんいたが、薄着で寒くて凍えていたり、ヒールで足が痛くなり、最終的に裸足で踊っている女性の姿も……。人気のクラブによっては、屋外に並ばされることもあるため、羽織るものは持参したほうが良いかもしれない。
セキュリティーに関しては、チェック用の機械を導入しているクラブや、エントランスで厳しくチェックされることも多く、比較的安全な印象を受けた。しかし、日本のようにクラブ内にコインロッカーがないので、荷物は最小限に留め、パスポート、財布、携帯程度にしておいた方が良いだろう。
Written by 青野 楓