1986年以来、初めてレコードの販売が CD の販売を追い越すと予想されているようだ。

今年3月の報告によると、2018年のレコードの販売数は前年に比べ3.7%増加したとのことだ。さらに先週の木曜日にリリースされた RIAA(アメリカレコード協会)の2019年中間レポートによると、レコードの販売数は860万で2億2410万ドルの売り上げを生み出したことが示されていた。一方、CD に関してはこのレコードの販売数とは対照的に、販売数が1860万、総収入は2億4790万と伸び悩んでおり、レコードにすぐ後ろまで迫られている。

レコードは過去10年間で着実に人気が高まってきており、今年2月にオンラインレコードショップ Norman Records が実施した調査では、2013年から2018年の終わりまでの期間にレコードの売り上げが5倍に増加していることが明らかになった。

昨年のアメリカでは、1680万枚のレコードが販売され、アルバム販売全体の11.9%がレコードで占められていた。

音楽を聴く際に、最近ではほとんどの人がサブスクリプションサービスを利用しているため、わざわざ楽曲を買う場合、サブスクリプションで聞ける音質とは全く異なる音質であるレコードを購入する人が増えてきているのではないだろうか。

Norman Records:https://www.normanrecords.com/