アムステルダムで開催されるダンスミュージックの祭典、Amsterdam Dance Event(通称 ADE)。2019年度は10月16日~10月20日までの開催予定となっているこのイベントでは、DJ、Producer、レーベル関係者やプロモーターなどのダンスミュージック関係者が世界各国から一堂に集まり、カンフェレンスやミーティング、情報交換などが行われる。更にそれだけではなく、連日様々な関連パーティーが開催され、一般のダンスミュージックファンも各国から訪れる、非常に大規模なダンスミュージックの祭典である。

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2019年の今年は、ULTRA Japan にも出演した日本人 DJ / Producer NORII(ノリ)の ADE のパーティー出演も発表されている。

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ADE で連日開催されるパーティーのラインナップは、フェスティバル級に超豪華。レーベルやアーティストがホストを努めるこれらのパーティーは、アムステルダム近郊のクラブやウェアハウスなどで開催され、ビッグアーティストからアップカミングなアーティストまで幅広く出演している。


その数多くあるパーティーやイベントの中から、今回はプログレッシブハウス、グルーブハウス好きにはたまらないラインナップのイベントをご紹介しよう。

10月16日(水)Maia club で開催されるパーティーは、プログレ、グルーブハウス祭りと言っても過言ではないようなラインナップとなっており、しかもヘッドライナー級のアーティストが名を連ねている。
 

ホストを努めるのは何度も来日を果たしている ロシアの兄弟 DJ / Producer、Matisse & Sadko(マティス & サドコ)。ADE にてホストを努めるのはこのパーティーが初で、スペシャルショーケースイベントとなっている。


Matisse & Sadkoがロシア出身であることが関係しているのかどうかは定かではないが、現在(9月19日)までに発表されている総勢10組のラインナップ中にもロシア勢が多い模様。サプライズも数多く準備しているとのことで、一目瞭然の豪華ラインナップ以外にも、その中からスペシャルな B2B セットも披露される予定となっており非常に楽しみだ。


ロシア人 DJ / Producer ARTY(アーティー)Anjunabeats や Armada からリリースを重ね、キラキラしたプログレッシブハウス、プログレッシブトランスサウンドが特徴的。ALPHA9(アルファナイン)の別名義も持ち、トランスプロジェクトにも力を入れている。


Axtone Night で日本にも来日経験のあるロシア人 DJ / Producer Shapov(シャポフ)。Shapov 独特の Electronic サウンドが特徴的。今年リリースした Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)とのコラボEP "Trilogy" で知名度は一気に上昇。


Sem Vox(セム・ボックス)。Diplo、Afrojack、Martin Garrix などといった大御所アーティストからもサポートされ Creamfields、Mysteryland、Tomorrowland など世界フェスでもプレイしている。 アムステルダムから始まり現在は世界各国で開催されている「Don't Let Daddy Know」の co-founder でもある。


日本へ幾度も来日を果たしているオランダ出身の兄弟デュオ Dubvision(ダブビジョン)は、プログレと言ったら Dubvision と言っても過言ではないほど、プログレアーティストの代名詞的なアーティストだ。Firebeatz とのユニット"METAFO4R" としても活躍している。


Quentyn は元 Volt & State のメンバーで、Quentyn(本名:Quirijn Smits)としてのソロデビュー。オランダ出身の Quentyn は、2016年に Volt & State を解散後、ソロとしてオランダのスタジオにて楽曲制作を続け Hardwell、Don Diablo、Nicky Romero からサポートされている。ULTRA JAPAN 2018 のアフタームービーでは、Quentyn - Origin が使用されている。


Magnificence(マグニフィセンス)の2人は高校時代から共に楽曲制作を始め、プログレッシブハウス、エレクトロハウスを持ち味としたサウンドが特徴的。約5年ぶりの復活公演を ULTRA Miami にて果たした Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)の復活セットの中で、Magnificence EP に収録されている楽曲2曲 Magnificence - Cobra、Magnificence & Steff Da Campo - Out Of My Mind が  ID としてプレイされて話題に。


Raiden(ライデン)は ULTRA JAPAN への出演歴があり日本でも知名度の高いアーティスト。2018年2月に韓国の平昌で開催された冬季オリンピックの閉会式に、Martin Garrix とともに出演したことも記憶に新しい。Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)のレーベル Protocol Recordings と契約した初のアジア人でもある。メロディックで心地良いパワフルなプログレッシブハウストラックを多くリリースしている。


ロシア出身のアップカミングアーティスト Aspyer。今年1月に Martin Garrix のレーベル STMPD RCRDS から Matisse & Sadko, Aspyer, Matluck - DON'T TELL ME をリリースした。Aspyer は、Armada Trice、Musical Freedom、Wall Recordings と言った有名レーベルからもトラックをリリースしている。まだ来日経験がないアーティストなので、このパーティーに行けばいち早く Aspyer を見ることができるだろう。


Dimitri Vangelis & Wyman(ディミトリ・ヴァンゲリス & ワイマン)は、アップロフティングなプログレッシブハウスが特徴的。1度耳にすると何度もリピートしたくなる美しいメロディーのトラックを数多く手掛けるスウェーデン出身のデュオである。2014年、2015年、2017年と日本へ来日公演を果たしている。Steve Angello とのコラボ曲 「Payback」は今でも DJ がこぞってプレイする、何年たっても色褪せないプログレッシブハウストラックのアンセムだ。


そしてこのイベントのホストを努める、もはや説明不要のアーティスト、Matisse & Sadko(マティス & サドコ)!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

See you in @maia.amsterdam on October, 16th! More artists TBA. #ADE2019 #ADE19

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この全メンバーを1つのイベントで見られる機会は今後2度とないかもしれない……と言っても過言ではないほどの、まさに ADE ならではのスペシャル級のラインナップ!!
早割チケットは既にソールドアウト、一般チケットは現在販売中となっている。今年 ADE に行く方でプログレッシブハウス、グルーブハウス好きには、特に激推ししたいイベントの一つだ。

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