Billboard(ビルボード)2010年代にEDM業界で起こった出来事や、最高の瞬間をランキングにした「Top 100 Moments of the EDM Decade」を発表した。

EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)は、2010年代には想像もしなかったほど爆発的な人気を博し、業界全体も進歩し、数多くの思い出に残る瞬間とともに、アンダーグラウンドからメインストリームに移行して来た。
2010年代は EDM 業界にとってまさに飛躍の期間で、それを顧みてみると、Avicii(アヴィーチ)の盛衰、Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)の最後のツアーからの再結成、Skrillex(スクリレックス)のアメリカンダブステップの登場、Baauer(バウワー)の「Harlem Shake」の爆発的ヒットなど、EDM がどれ程の新たな歴史を築いてきたかがお分かりいただけることだろう。
Dafr Punk(ダフト・パンク)、deadmau5(デッドマウス)、Diplo(ディプロ)、Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)など、多数のアーティストの貢献もランキング化されており、Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)を一躍有名にした「Animals」から Marshmello(マシュメロ)の正体について、更に「EDM」という用語が、全ての主な出来事や、瞬間は網羅されている。

以下ではトップ10を紹介、完全なランキングは Billboard でチェック!
 

Top 10 EDM Moments of the 2010s

1. The rise and fall of Avicii
(アヴィーチーの盛衰)


2. “EDM” becomes dance music shorthand
(”EDM" がダンスミュージックを表す略語に)

3. Swedish House Mafia’s One Last Tour (2012-2013)
(スウェディッシュ・ハウス・マフィアのラストツアー)

4. Skrillex launches American dubstep
(スクリレックスがアメリカン・ダブステップを発表)

5. The emergence of Disclosure’s “Latch”
(ディクロージャーのトラック「Latch」の出現)

6. Deadmau5’s ‘We All Hit Play’ post (2012)
(デッドマウスによる ’We All Hit Play’ の投稿)

Deadmau5 による「EDM のスターはみんな再生ボタンを押すだけのライブをやっている」という  SNS への投稿

7. “Harlem Shake” goes viral (2013)
(「Harlem Shake」のバイラルヒット)

8. Live Nation buys Cream Holdings, Insomniac Events and HARD Events (2012)
(ライブ・ネイションによる Cream Holdings、Insomniac Events、HARD Events の買収)

9. The Las Vegas residency wars
(ラスベガスのクラブのレジデントを賭けて争う DJ たちの抗争)

10. SFX declares bankruptcy (2016)

(EDM 業界最大手プロモーター SFX が破産を宣言)

11位以下はこちらから。