2020年に入り、2019年に最もプレイされたトラックや人気のレーベル・フェスランキングなど様々なジャンルでランキングや統計にまとめた毎年恒例の ”A STATE OF DANCE MUSIC”1001Tracklists から発表された。

新たに作られたトラックリストの数は36,180でほとんど去年と変わらず、毎日100近いトラックリストがサイトにアップロードされている。そのうちの7,463がライブセットのトラックリストで、1,726のトラックリストがラジオショーからのものだった。5,988,331人が1001Tracklists を利用し、57,514,061回閲覧されている。
トップ・ジャンル・オブ 2019は去年と大幅に変化があり、Future House がランク外から1位に、その後に Bass House、Tech House と続いている。


2019年に最もプレイされた曲は2018年と同じく Fisher(フィッシャー)「Losing It」で、最近ではどのフェスに行っても数回聴くことができることからも納得の結果だろう。トラックリストの中から最も聴かれたトラックも、曲は違うが同じく Fisher が1位だった。
ジャンル別の最もプレイされた曲も公開されているので、DJ の方は参考にしてみてはいかがだろうか。
 

最も閲覧されたフェスティバルは Tomorrowland(トゥモローランド)で、2019年の TOP300 トラックの中から最も人気の高かったレーベルは Spinnnin' Records(スピニン・レコード) となっており、これも納得の結果だろう。
 

日本がランクインしている興味深いランキングも公開されており、どこの国の閲覧者が多いかというランキングでは日本が15位にランクイン、アメリカが圧倒的に多く唯一の二桁台だった。

DJ セットを聞き、ID を特定したユーザーの多い国別ランキングでも日本は17位にランクインしている。


去年の音楽シーンを振り返り、今年の音楽シーンの予測をするには最高の素材になるのでは? 今回取り上げた統計は一部なので、全データを確認したい方はこちらから確認してほしい。

A STATE OF DANCE MUSIC:​https://cdn.1001.tl/pressmedia/1001tl_presents_a_state_of_dance_music_2019.pdf
 

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