全世界でのトータル楽曲再生数260億回超えを誇る The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)待望の最新”日本盤”アルバム『ワールド・ウォー・ジョイ』が遂に本日リリースとなった。2019年2月以降各界を代表する様々なアーティストとコラボしリリースした”エモ系”ダンス・ポップ・サウンドはもちろん、2月6日(木)解禁以降、動画再生回数530万回を突破しここ日本であらゆるチャートを席巻し続ける”LA出身の注目俳優”新田真剣佑による The Chainsmokers の名曲「Closer」オフィシャル・カヴァーした日本盤ボーナス・トラック「クローサー (トーキョー・リミックス)」含め多数追加収録した今作。
 
 

The Chainsmokers がなぜトップに君臨してもなお進化し続ける今世紀最強のダンス・ポップ・ユニットとして世界から支持されつづけるのか、そして異例の大ヒットを記録している「クローサー (トーキョー・リミックス)」の魅力について、日本のトップ・キュレーター/DJ TJO が語る。

The Chainsmokers の名曲「Closer」の新田真剣佑によるオフィシャル・カヴァー・シングル「クローサー (トーキョー・リミックス)」がすでに異例の大ヒットを飛ばしている。オリコン週間洋楽デジタルシングル(単曲)ランキング(2020/2/17付)で見事初登場1位を獲得し、邦楽洋楽織り交ぜた総合チャートであるオリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングでも初登場7位と洋楽が TOP10入りするのは昨年5月以来の快挙だ。シングル・ヒットをうけ、新田真剣佑

「『クローサー (トーキョー・リミックス)』を多くの方々に聴いて頂けていると聞いて、光栄に思っています。今回こんな機会をくれたチェインスモーカーズのお二人に心から感謝しています。アルバムの発売も楽しみにしています。」

とコメント。また、The Chainsmokers

「僕たちが作ったこの曲の想いを彼(新田真剣佑)が日本語で届けてくれたことで、言語や国境の壁を越え、この曲の"新しい居場所"が日本にできたような気持ちです。ありがとう!」

と感謝のコメントを寄せた。


原曲は2016年にリリースされ、彼ら史上初の全米シングル・チャート12週連続1位を記録し、billboard が発表した2010年代最も売れた楽曲のチャートでも第4位という恐るべき結果を残している。2010年代に EDM がいかに躍進したとはいえここまで長く熱狂的に愛される楽曲は「クローサー以降」と呼ばれるほどの衝撃をシーンに与え、後の EDM プロデューサー達のポップス化を加速させる現象を巻き起こし、ダンスミュージックという垣根を超えて幅広い層からの支持を得た。

そんな時代を象徴する1曲を新田真剣佑がカヴァーするにあたってミックスを担当したアメリカ生まれ、日本育ちでマイケル・ジャクソン、リル・ジョン、ティンバランドから三浦大知、RIRI、[Alexandros]まで国内外問わず幅広いアーティストを手がけるエンジニアのニラジ・カジャンチはこう語っている。

「まず新田さんの歌は俳優というイメージが吹き飛ぶレベルで上手い。そして一番に感じたのはアメリカ育ちという彼の持つグルーヴ感。ノリがオリジナルと遜色なく違和感がないのでその声質も合わせて成り立っているのが魅力だった。また、初対面で行なったミックス・セッションで特に印象的だったのが彼のプロ意識。彼の中のイメージ、何が理想で何が違うのかという意見がハッキリしていた。日本語と英語の楽曲のバランス、彼の理想と僕のエンジニアとしてのミックスのバランス、共に完璧な調和を取るために、お互いの意見をぶつけ合い、それがゆえにマジックが生まれたと思う。最後の完成形を聴いた時の彼の少年のようなピュアな表情がとても記憶に残っている。」

日本語と英語がミックスされた事で新しい視点を持ったカヴァー、そしてこれを聴くことでまたオリジナルも聴きたくなる、そんな作品に仕上がっている。

またこのカヴァーにおいて最も重要なファクターとなっている日本語・英語ミックスの歌詞にも注目したい。日本語詞を手掛けたのは自身も歌手として活躍し、TWICE、GOT7、少女時代、RIRI など邦楽から K-POP まで作詞作曲を行う Mayu Wakisaka である。LA での留学経験に加え、ドメスティックに留まらない活動を行うインターナショナルなアーティストへの詞曲提供でも知られる彼女は、詞、音共に一切世界観を崩すことなく見事に日本語英語がミックスされた「クローサー」に生まれ変わらせた。そこにネイティブスピーカーでもある新田真剣佑のヴォーカルのグルーヴが乗ることで新しい魅力を持ったカヴァー以上の楽曲が生み出されたわけだ。


この「クローサー (トーキョー・リミックス)」が収録されている The Chainsmokers 通算3枚目となるアルバム『World War Joy|ワールド・ウォー・ジョイ』には2019年からの彼らの活躍を華々しく幕明けた「フー・ドゥー・ユー・ラヴ feat. ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー」、「コール・ユー・マイン feat. ビービー・レクサ」、「テイクアウェイ feat. イレニアム&レノン・ステラ」など大ヒットシングルはもちろん、ノルウェーのスーパースター・プロデューサー Kygo(カイゴ)を迎え「家族の形」について歌った「ファミリー with カイゴ」、また「クローサー」の歌詞にも登場する伝説的パンク・バンド Brink-182参加曲「P.S.アイ・ホープ・ユアー・ハッピー」が収録。さらに日本盤のボーナス・トラックには、もちろん「クローサー (トーキョー・リミックス)」、さらにヒット曲の数々を、嵐の楽曲をリミックスし話題を集めたヒットメーカー R3HAB(リハブ)を筆頭に気鋭のプロデューサー達が手掛けた最新リミックス、そしてこの日本盤 CD のみに収録されている「ファミリー」のリミックスなど合計16曲にも及ぶこれ以上ない豪華な内容になっている。